■今更何故?[ベリーズ]イミグレの矛盾した対応!

     …そのお陰で、とっても良い事にも巡り合えた!■

 

[メキシコ]国境にバスが着いたが、小振りな建物の[ベリーズ

]のイミグレで並ぶと、「ツーリストカード」が手渡され記入を求められる。

 

これから出国すると云うのに、今更なぜ「ツーリストカード

」書かせる必要があるの??  

“訪ねてくれてありがとう!”のDMでも寄越すのかなぁ~!

 

理由が解らず仕舞いで、バスの同乗者であった[ドイツ]のチ

ャーミングな英語の話せる若い女性に、手伝って貰って何とか作成。…無事イミグレ通過! 

何故戸惑ったか?って、貨幣レートと同じで途中から漸く判

明した。

 

余は[ベリーズ]の公用語が“英語”と云う事を失念し、頭から

“ラテン語”とばかり思いこみ、単語が読み取れず。

その為、こんがらがり根を上げて居たのである。

その上、ガイドブックのガイド内容とカードのフォーマット

が替わっていた。…誠に情けない話である!  

 

窓口の係官、必死に為って作成したカードを、一瞥もせずス

タンプ“ポン”で、デスクの書類棚へポイ!

…流石に、“どやしたろか!”と本気で思った。

だけどチャーミングだ!ドイツの若い女性!

…これ、おっちゃんの本音!  

 

それ程多くはない訪問国だが、是まで訪ね歩いて来た国で出国事提出を迫られるのは、初めてだ。

 

一難去るとまた一難。

小振りな[ベリーズ]のイミグレの建物を出ると、相当離れた位置にある、[メキシコ]の無骨なコンクリート造りのイミグレの建物まで、バックパックを背負って歩けと云う。 

 

なんとか辿り着いてみたら、ここでも「ツーリストカード」

の記載が待っていた。…入国だから許して遣ろう!

[ベリーズ]のイミグレの躓きと違い、こちらでは好い気なものでガイドブックを参考にちょちょいのちょい!  

 

この「ツーリストカード」、[メキシコ]に到着した空港のイミグレ以来で、中米四ヶ国で一度も求められていない。

不思議なのは、たまに要求されるのが、「税関書類」の提出だけで在ったような、記憶だが?…少し曖昧な処もある。  

 

国境によっては、イミグレの対応が異なるのは説明させて頂いたが、珍しく今回の[メキシコ]の税関、これでもやたら厳しい。

 

公平を期すためだろうが、笑えてしまうがクイズじゃあるまいし各自がスイッチをポチっと押し、ランプの点滅で荷物検査を行うのだが、二人に一人位の確率で引っかかる。  

私は幸いノーチェックで通過! 

 

だが、よく考えるとこれって何の意味が在るのだろうか!

物凄く疑問に思う!

 

結果、これでも、この旅で一番厳格らしい税関審査と為った

。この旅で実感したのは、特に入国相手国が、自国より不安定な要素が多ければ多い程、入国に関する審査が厳しくなるように思えた。

 

当たり前の事かもしれないが、一ヶ所として、同じルール、同じ手続き、同じ審査等のイミグレは、世界にないように思える。

国に寄っては、通過する国境のイミグレに寄っても異なる。

 

ここでの入国審査、時間の掛かること掛かること。  

全ての手続きが終わり、他人事ながら流石にホッとする。

全員が何とか揃い、バスに乗り込み出発するが、何となく気の緩んだ空気が流れる。  

 

後は遅れが見られるが、ひとっ走りでこのバスの終点[チェトゥマルChetUmal]である。

そのお陰で、とっても良い事にも巡り合えた!

      …メキシコ・中米2018冬-(107)…アーカイブ

 

●今日の写メ一枚

おっちゃんのクッキング クッキング!

出ました「加ト吉の冷凍うどん」!

何の変哲もない定番の鉄板「きつねうどん」

レトルトの“味付けの揚げ”で十分です。…讃岐やぁ~!