■今回は、何時もの“便當”だ!”ビール”も忘れて為るか!

       …つい、ポチってしまったエアチケット!■

 

「臺鉄桃園火車站」に付いてみると、珍しく直近の「自強号桃園⇒臺南(671元)」は満席、残念なことに一時間待ちとなった。

 

理由は分からないが、「桃園火車站」からの乗車で初めての

事だ。少しでも早く[臺南]に辿り着きたいのも事実だが、こんな事位でくじけはしないおっちゃんである。

 

これ幸いと近代的な「桃園火車站」の裏口を覗いて見る事にした。階段を降り切ると、う~ん!見事になぁ~んもない!

ただ無駄に広いロータリーが広がっている。

 

その駅前ロータリーにはびっしり車が駐車されている。

周りに建物も少なく、ぽつぽつと店舗らしき建物が並んでいるだけである。

 

見つけました、その一角の火車站に近い位置に「7&11」。

今日も、予定通りの列車で“ビール”を頂くがこれで叶う。

と為ると、毎回の事で呆れ果てるであろうが、決まりだ“便當”がいる

 

処が、昼食一つを選ぶこれでも、又優柔不断に悩むのである

。従来の“便當”か?今若者に人気の“寿司(具材には生物は殆どな

い)”か?それだけではない、ことが複雑に為って来た。

 

“便當”は値上がりし種類だけは増えている。

価格が三種(60.80.100元)、最新の高級な物には是までと具材違いが何種類かあり、見た目如何にも旨そうだ! 

                             

“寿司”は、以前から様々なパック詰め(60~90元位)がある上に

、自分でチョイスの上パック詰め出来るものもあるのだ。

 

改札前の“便當”売り場と、斜め向かい合った“寿司”売店を、迷いに迷う食い意地のはったおっちゃんは、恥ずかしげもなく何度も行き来する。

 

多分観察者が居たならば呆れたであろうと思いつつも、幾ら悩んでも悩み切れるものではない。

だが、この食い意地が、時間潰しにはちょうど良い!

 

結局迷いに迷ってケチなおっちゃんが落ち着いたのが、昔から定番の一番安い60元のあり触れた“便當”であった。

ちゃんちゃんで、漸くおしまい。

 

列車に乗り込んで座席に座ると、早速プチィ!グッと煽る!

あ~美味し!車内でのビール初めてである。

駅舎の売店でも車内販売でも扱って居ない為だ。

 

グ~とやった後。

今更気にしても遅きに失しつではないかと思いつつ、つい禁酒で問題があるのではないかと、周りを一巡り見回してみる

車掌も通るが何も言わない。

漸く安心しホッとする。

 

“便當”と“ビール”二缶も戴くと、列車の心地良い揺れも相まって流石に待ったなしで、気持ち良く眠りの中へ引きずるり込まれる。

 

[桃園]より三時間半、何とか寝過ごす事なく、無事に昭和の時代を醸し出した、渋い「臺南火車站」の「月台(ホーム)」に降り立つ。

“また、また来たぁ~~![臺南]!”

 

 

 

日本の地方都市の鉄道駅と見まがう、この「臺鐵臺南火車站

」も近い将来建て替わる事が決まっていて、近次か工事着工に為るようなのだ。

 

拙い情報に依れば、詳細は別にして地下化されるようなので

ある。異国の者が口を挟むべきではなかろうが、非常に残念には思う。


 

 

愛着がわき親しんだ、「臺南車站」ともお別れかと思うと切なさが湧き起こるが、一体後何回利用できるのであろうか!

つい、ポチってしまったエアチケット!

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