■今更の話に為るが、[クーバ]は“米”が主食の国だった!

    …ルンバとゲバラとヘミングウェイの共和国へ!■

 

今回は少し誇張した内容の報告となるかな?

従って、内容には十分お気を付けてお付き合い下さいませ!

 

旅の初日から食事で驚いた!

と、云うのも、肉に“パン”ではなくて肉に“米”が付いて来た

のだ。極東の小さな島国から遣って来たことを、歓迎してのことではないとは思うが。

 

それも赤飯に似た“黒豆”を炊き込んだご飯で、やや赤みがか

ていたのだ。聞くところに依ると、「モロ」と言うクーバ人の主食だそうだ。黒豆に代わって小豆(赤豆)を使用すると「コングリ」と云う料理名に為る。

 

始めて頂いた時は、よく云われる“赤米”なのかと一瞬思った

。ほんのり塩味が付いていて、日本人にも馴染のあるご飯であった。

 

では、“白い米”は食べないのかと云うと、大半の食堂では“白

米”が主に料理にサーブされ、皆さんが口に去れているのである。

 

つまるところ、日本の洋食屋でワンプレート料理をオーダーし、テーブルに運ばれた料理を目の前にしたような心境である。

 

此方での“米”は、皆さんもご存知の方が多いと思われるタイ

と同じ「インデカ種」で、細長い米だ。

炊き方が上手いのか?品種なのか?どこで栽培された物なの

か?東南アジアで食するよりもパサつきがないように思えた

 

その為かどうかは解らないのだが、食堂のメニューにスープ

が殆ど掲載がない。

と云うのも、地元民が普通のレストランではメインディッシュのみの、ワン・プレートをオーダーするのが普通なのだ。

 

一つには料金が其れなりに高いと云う点も在る。

残念だがこちとら貧乏トラベラー、ACが完備されたような高級レストランでの扱いは全く解らない!

 

次に気に為るのが調理方法であるが!

レストランのキッチンを覗く機会等なかったので、どのような器具で炊飯しているのかも解らない。

 

然し、チラ見をベースの想像ではあるが、多分単に深みのあるその辺によくある鍋ではなかろうか思う。“カサ”のホストのキッチンを見る限りでは、電気炊飯器等は見当たらなかった。

 

とは云うものの、不思議なのは全ての“カサ”で提供されたブ

レックファーストは、昔、給食で出された美味くもないコッペパンと同じ様な、スライスされたパンであった。

決して、“フランスパン”のような洒落た物ではなかった。

 

と、云うことは、“パン”はご馳走と言うことなのだろうか?

言って置くが、そのご馳走まがいのパンは決して美味くはなかった!

ルンバとゲバラとヘミングウェイの共和国へ!

         …キューバ2016-(102)…アーカイブ版