■遺跡の「駒獅子」を、背後から見た!

  …「仏領インドシナ」、時代の遺産の残り香を歩く!■

 

私が9年前、世界歴史遺産「アンコール・ワット遺跡」を観て廻るために“バイタク”をワンデーチャターで4US$であった。

 

処が、現在ほとんど“バイタク”の姿は見られず。

基本バイクに荷台を引かせた“トゥクトゥク”が主流で、13

US$程ださないとワンデーチャターは叶わないらしいのだ


 

その上“トゥクトゥク”が不足なのかと云うと、逆で溢れてオーバーストア状況にあると見られているらしい。

以前お話ししましたように、そのような状況を考えると、物価が観光地価格で高いと云わざるを得ない
 

前置きはその位にして、今日はその「アンコール・ワット遺跡」へ向う。

 

[シェムリアップ]の街を抜けると、「遺跡環境保護地区」に指定されていてまだまだ緑が多く見られ、国の許可なくては建物も建てることが不可能なのだ。

 

その為、この地区には自然の良さがまだまだ残されているように見受けられる。

 

 


 

 

途中ゲートとなって道を塞いでいる“チケットセンター”で、「アンコール・ワット遺跡」入場のための“パス”を手に入れる必要がある。

 

海外からのツーリストから、ボルだけボッて遣ろうと云う魂胆が見え見えで、ワンデー20US$、スリーデーフリー40US

$である。ましてや水一杯のサービスが付く訳ではない。

 

不満はあれどルールはルールである。

“パス”を受け取り、更に林の中の一本道を分け入ると、いよいよ「アンコール・ワット遺跡」とご対面である。

 

「アンコール・ワット遺跡」の正面に降り立ち、9年間の時間の隔たりをどう埋めて良いのか戸惑いを感じつつ、いっと

き立ち止まり堀に囲まれた全貌の遺跡のシルエットに観いる

。今日も暑そうだ!

 

 

 

そんな折り、参道の入口に当たるここにも“狛犬”と同じ役割の、よく出来た対の大きな獅子が、にらみを利かしていることに今更ながら気付く。

 

ふと卑猥な事が気になりだした。

正面から見ると身体つきから右が雌のようで、左が雄に見える。
 

と、云うことは、後の下方から見たらどのように表現されているであろうかと云う興味から、どうしても確認したくなって仕舞

ったのだ。…皆も興味あるでしょ~ぅ!(笑)

 

 


 

 

と云うことで、写真をご覧のように、雄にはちゃんと「ふぐり」が二個ブラ下がっている。

では左の雌は……うぅ~む!…良く判りません!

 

この様な目線でじっくり観察する等、大概の人は思い付きもしないだろうが、遣ってみると話のネタに為りそうだ!(笑)

もう少し接近し、見上げるとなお良かったのかもしれないが

 

御覧の皆さんも、機会がありましたら今度是非お試しを!

この狛犬代わりの獅子が良く出来ていることがお判りに為ります。

 

それにしても、何を考えているのやらこのおっちゃんは、殆ど“馬鹿”ですね!

「仏領インドシナ」、時代の遺産の残り香を歩く!

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