高得点・伸長者(5教科500点満点)


  Aさん 480点(前回438点)(7教科合計669点・平均95.6点 学年1位)

  Bさん 464点(前回459点)
  Cさん 459点(前回451点)
  Dさん 446点(前回425点)
  Eさん 423点(前回417点)


読みとれる要因


メモAさん 、前回のテストで

「数学で内容は理解しているのに計算ミス、英語で複数形のミス」

とケアレスミスが重なり、不本意だったのでしょう。

 

「普段の勉強の段階でもミスをしない」

と捲土重来(けんどちょうらい)を期していました。


今回、英語が100点(前回77点)

 

「教科書をくり返し読むことで頭に入れました。

 ワークだとどうしても内容が簡略化されてしまうけど

 教科書は全ての内容が入っていて抜け落ちている所がないので

 テストでも全ての問題に対応できました。」

と振り返っています。


「社会はN(教科書内容を「なぜ」の視点を大切にして

 分かりやすく書かれた参考書)で頭に入れ

 K(教科書準拠問題集)を実際に時間を計ってテスト形式で取り組みました。

 応用問題がたくさん入っているのでテストの記述問題にも対応できました。」


「理科と数学はKを(ワークの学習が終わった後)

 難しい所や苦手な所だけをピックアップして使いました。」

と記しています。


捲土重来を期したマインドが多様な学習方法の工夫になり

結果を紡いだのです。



メモBさんは現在2年生。

 

入塾した1年生の頃

数学の問題など数式や計算の跡があちこちにメモの様に書き散らし

判読するのが一苦労でした。

理解力は感じるのに結果に結びつかない。

その「雑さ」を強く指摘しました。

聞く耳があるのです。

答案が整然となるにつれて結果に結びついてきました。


今回の数学は「平行と合同」「三角形と四角形」、証明が要の単元です。

Bさんの証明を読み、形を押さえた簡潔で無駄がない証明ぶりに驚いています。


「形に入る」「形に学ぶ」と言われます。

人間の知恵や文化には積み上げられ磨き抜かれた合理的な形式がある。

その形式の合理性と深さを理解するべきだという事でしょう。


INO塾の英語のNは学んだ文法を英作文にする学習書です。

まず、和文が書いてあって、その下に和文を分析する項目がある。

 

『(do、be)動詞、(基本現在、三単現、過去、未来)、(平叙、否定、疑問)文 』

 

その項目に〇をつけながら分析した上で、英作文に入るのです。

ともすると、学習に慣れてくると、面倒なのか〇を付けなくなり

結果、三単現のsを忘れてしまうことにつながるのです。


でも、Bさんは三単現のsなど身に付いたと思われる現在も

〇を付け分析した上で、英作文に入る形を継続しています。

「形に学ぶ」良さを体験したからでしょう。