「数学の基礎となる算数」
中学から入塾し数学をスタートした時に
新しい数学の内容ではなくて
算数の分数や小数の四則の力が不十分で
数学を進めるのに苦労する生徒が多い実態があります。
そのため例えば5年生の算数の学習は1月中に終わりますが
急ぎ6年生の算数に移行せず
5年生の分数や小数の四則をはじめとする重要単元を復習し
地固めをしたいと思っています。
「適切な難易度の問題が意欲的な学習を引き出す」
Aさんの数学、今までは難問は省いていました。
実態を考えず安易にFULLテキストを与えたばかりに
モチベーションが下がることが多いからです。
基礎固めをし実力がついてFULLにする段階を設けたほうが
効果のあることをよく見てきたからです。
最近のAさん、難問を含むFULLにする単元が増えてきました。
豊富な学習量で基礎力がついてきたのを感じるからです。
本人からの質問も、解説の理解力もレベルアップが感じられます。
「復習のやり方の工夫が時間を削減、集中力を生みます」
普段の学習に「間違った問題だけピックアップする」方法を採用しています。
実験データが「全部復習」と効果は同じと示しているからです。
生徒は「間違えたところに気をつけようと意識が向く」と高評価です。
受験対策のための復習は
安易によくある「試験によく出る○○」といったダイジェスト版は採用しません。
それは、宮城県の公立高校入試にも傾向があるからです。
また、それぞれの生徒の学力差もあります。
その一人一人の学力にも
「英語が得意」「数学の図形が苦手」と凹凸があるのが実態です。
その傾向・学力差・凹凸の実態に対応することが必要です。
通常の塾のテキスト、例えば連立方程式のNは112頁、Kは25頁の大部ですが
弱点となっている部分は、その基礎から復習します。
基礎ができていると判断すればKの難問部分だけ取り組みます。
同じテキストをデータに基づき、多様な実態に適切に対応できるよう
どの部分を取り組ませるか判断し、多様に活用します。
そうすることで
受験までにどの単元も3~5回と復習することができ
自分のものになるのです。