一年ぶりのブログですね。。。(汗)

 

オートバイはイジっているんですよ!乗ってはないですが。。。(笑)

 

一年前の記事からの続きになりますが。。。CP2410のリペア。

 

結論から言うと、もう完成してます!!!て言っても完成したのはつい最近です!!!

 

じゃ~ん!

 

鋳物のカップがカッコいい!そして蓋にはap lockheed の浮き文字。

 

コックピットから見えるところに、lockheed の文字が見えるのは良いですね!気分が上がります!

 

いやしかし今回は結構、素人メカニックにはハードル高かったです(汗)それゆえに出来上がった満足感も高いですが。。。。

 

では、今回の作業を振り返りたいと思います。

 

まず前回、2410のカップの割れを補修したあと。。。。しばらく放置。。。いやかなり放置(大汗)

 

でもその間に何もやってなかった訳ではないんですよ。その当時275mmのダブルディスクだったフロントブレーキを、GT750後期型の295mmのダブルディスクに変更!

 

これは、僕のGSの場合は普通にポン付けとはいかなくて、、、いつもお世話になっている「タカイ製作所」さんにキャリパーサポートを新規制作していただき、さらに「タカイ製作所」さんで通常8mmの厚さのGT750ディスクをドリル加工&5mmの厚さに加工してもらい軽量化...さらにさらに、機械加工の跡が残ったディスクの表面をブレーキ専門の「エス・プラウド」さんで表面綺麗にするを追加工してもらうという非常に手間をかけました(汗)結果、片側だけでも1キロ近くの軽量化に成功!

 

なんでこんな手間暇かけるかというと。。。8mmだと干渉して付かないから(笑)Beetホイールはレース用と言うこともあって普通じゃないんですよ。だからホイールに付いてた275mmディスクも最初から厚さ5mm。これはホイールに合わせて当時のBeetが加工したものと思われます。当時のBeetが加工したこのディスクもお宝ですね^^

 

そこからブレーキランプスイッチの制作。

油圧のブレーキスイッチで市販品であるんですけど、なんだか壊れやすいとの評判。

ってことで機械式を自分で作ってしまおう!

試行錯誤の末に完成。

 

ここなら目立たないでしょう。

ネットで良さげなマイクロスイッチを購入して、ホームセンターで買ってきた金具を加工して付けました^^

これは、仮の配線でこのあと、ノーマルの配線に切り替え。

 

cp2410オーバーホールをするのに非常に問題となったのが2点!

 

 

1つ目はオーバーホールキットにコントロールバルブが入ってなかった!

 

コントロールバルブとは。。。。これ

 

ブレーキフルードの逆流なんかを防ぐものらしい。

 

でも、これ同じ2410のオーバーホールキットでも、コントロールバルブがセットになって入ってるのもあるっぽい。

多分、昔のロットのやつ。現行のオーバーホールキットにはコントロールバルブが入って無いと思われます。品番同じなのにね。

 

で。。。調べていくと2410のコントロールバルブと2215のコントロールバルブは共通部品であることが解った。

 

さらに調べると、なぜかcp2215-20 の現行のオーバーホールキットにはコントロールバルブが入っている。。。なんで?????

 

では、コントロールバルブのためにcp2215-20のオーバーホールキットcp2215-20RKを買おうとすると2万円オーバー(涙)

コントロールバルブ1つのために2万円は無理〜〜〜。

 

だがしかし貧乏人はあきらめません!!!

 

 

↑で発見!リプロのリペアーキットを海外で販売してました。注文から一ヶ月ほどで海を越えて到着。

この値段なら送料いれても正規品買うより断然安い!で問題解決かと思いきや。。。。。

 

2つ目の問題。。。。

 

ピストン腐ってる(涙)

 

リペアーキットを揃えて、お世話になってる「オートバイのナカネさん」のところに相談にいくと

ナカネさん「ん〜ピストンがダメだね」

僕「え?????????」

 

オリジナルは鉄ピストンにアルマイト処理だと思うんですが、アルマイト剥げて錆が浮き出て表面がザラザラ。

磨いても再利用不可らしい。それでもシリンダーがキレイなのは不幸中の幸い。

 

で、ピストンを世界中で探すんですけど無いんですよ。。。。

 

無いものは作るしかない!

 

だが、自分で作れないものは作ってもらうしか無い!!!!(笑)

 

ってことで「タカイ製作所」さんにピストン制作の依頼^^

 

材質はアルミで表面処理はカシマコート♡

 

 

なぜ4個も?そして1個だけ削れてる?

 

 

理由は、僕が2410を2台、2215を2台持ってるから\(^o^)/

そして、4台ともピストン腐ってたから!(ToT)(ちなみにコントロールバルブは4台中3台が溶けてました)

 

では、なぜ1個だけ削れてるかというと、制作して貰ったピストンが一台の2410に微妙に入らなかったんですね〜。

だから僕がPOPのごとく手作業で削りました。

これは、タカイ製作所さんの設計ミスとかではなくて、僕の持っている2台の2410のボアが微妙に異なったため。

問題のある一台はシリンダーの奥のほうが微妙に狭いんですよね。だからピストン可動域で問題のあるところだけ削りました。

せっかくのカシマコートが。。。。(T_T)

 

仕様の違い?もしくはUK品質?なぜシリンダーの内径が微妙に違ったのかは不明です。

 

ですが僕は問題のあった方をGSに装着することにしました。問題のあった方は、前回のブログでカップを補修した個体。更に今回シリンダーの内径が違った為にピストンを削らないといけなかった。非常に手間隙かけました。

たかがマスターシリンダーなんですけど、一筋縄でいかなかった個体には愛着が湧いちゃうんですよね〜😅

 

 

現時点でのGS750の画像です。

 

他にも一年の間に、メッシュブレーキホースに交換したり、タイヤを前後ミシュラン、ロードクラシックに変えたり、リアホイールをBeetからメルバーに交換していたり、色々と進化してます。

これらのことはまたブログに書こうかな。一年後に。。。。😁

 

おしまい。