アンコールワットはかなり暑かった
ジャングルに遺跡があり、私は一番好きな遺跡だった
どの遺跡だったか忘れちゃったけど、遺跡の横に堀があった。
その堀に子ども達が飛込んで遊んでいる。
しかも結構アクロバティックな飛び込み方をする。
バク宙なんて当たり前にしてる!
超かっこいい!!
アクション映画大好きな私は遺跡より子ども達の動きに夢中だった。
ようちゅんなんか自分も飛込もうとしていた。
けど堀は道頓堀にも負けないぐらいドロドロで、
免疫がなければ危ないょ!ってみんなに止められて渋々諦めてた。
ガンガー泳いだり、
イエローナイフで裸になったり、
後のようちゃんの活躍っぷりを考えると・・・
止めなくても良かったなぁって思う。
せっかくの子ども達とのセッションだったし。
あと菊ちゃんもかっこいいカメラで子ども達を激写していた。
きっとここにアケちゃんがいたら、子ども達の輪に突入してたかな(あけちゃんは通院中)
アクロバティック飛び込みに見とれていると女の子が二人近いてきた
二人とも頭に蓮を冠にして遊んでた。
こんなババチイ堀で遊んでるのに花を頭に巻くってとこが女子だなぁ♪
彼女達は写真を撮ってとジェスチィアーしてきた。
うーん、私のカメラ古いからなぁ…不安
パシャ(うっ逆光だ)
見せて見せて
あぁ、もう一回撮ってみるょ
パシャ(フラッシュ付き)
けど、外が明るすぎてやっぱり彼女達が黒なってしまった
元々彼女達は日本人より肌は黒め。
ケドより黒いっ。
顔もよく分からない・・・
見せて見せて
うっ、どんな反応かしら…
ありがとう(笑顔)バイバイ(あっさり)
私は顔が分からないってのと、それ以上に、
肌の色に対し、私は気にしないけど彼女達が気にしないかしらって
私が過敏に気にしてた
差別ではないけど、区別しちゃいけない、けど違う人種で、どう普通に接するんだろって戸惑い
「差別」と「違い」が混乱してた
今思えば、彼女達にとって何でもない事だったんだけど
菊ちゃんのカメラの方がいいのにって訳の分からないスネた気持ちにもなった
後日アンコールワットのポストカードを見ると今日出会った子ども達も写っていた。
なーんだカメラ慣れしてたのかぁ。
きっとお花の冠が似合ってるか確かめたかったのね。
私の中の今まで体当たりで感じてこなかった人種という壁が個性として消化できてきた気がした。