シリアのハマという街で名物の水車を見ていると、

少年がフリーギャラリーへと案内してくれた。

そこには、3人の画家さんの作品が飾ってあって

アラブ人女性がその絵を紹介してくれた。



みかりんが、その女性と仲良くなったので、

次の日その女性のお家へお邪魔させてもらえることにおんぷ

「紅茶でもどう?」と

めっちゃ美人で大人っぽい知的な女性きらきら!!が声をかけてくれた

誰?て感じだけど、聞き覚えのある声・・・



そのブラウンの髪の美人は

さっきまで一緒にいたスカーフを外した彼女だった。



ムスリム(イスラム教)の女性は、普段はストールで髪を隠している

しかし、お家で女の子だけになると、隠さなくていいらしい



髪を隠すだけで女性の美しさを隠せるのなら

親しい人にしか髪を見せないのも分からないでもないなぁと思った。



女だけってこともあったのか

彼女が結婚直前ってこともあったのか

大胆イスラム圏の女性学をの勉強だよねって話してた。



私達から考えると

髪を隠すとか・・・

お祈りを5回もするとか・・・

堅苦しくないのかしらって思っていたけど



彼女は

旦那さまと一緒になるまで私ってとっても清潔なのよっと自信を持って話をしていたLOVE



そんな話をしていると彼女のお母さんが帰って来た。

お母さんは英語が通じないけど一生懸命話をそてくれた。

本当の彼女が大切だってのが伝わり、

彼女が作った作品を愛おしそうに自慢していた。



イスラム教は「旅人に親切にしなさい」という教えがあるそうで

昨日今日会った私達に

夕食を準備してくれたり、思い出の品として彼女の着なくなった服をプレゼントしてくれた。



彼女がお母さんにデジカメで集合写真を撮って欲しいと頼んだ

お母さんはデジカメに慣れていなくって、

シャッターを押す度にぶれちゃって

彼女が「お母さんちゃんと撮ってよ!」と強く言っているように感じた。

そしてお母さんもちょっと不機嫌になっていた。



この光景・・・



日本で幼馴染の友達の赤ちゃんが生まれて会いにいったとき

友達がお母さんにデジカメで集合写真を撮って欲しいと頼んだ

おばちゃんは、シャッターの度にぶれてしまい

「もーなんでとれへんのん!」っと友達が強くいったら

おばちゃんが「そんなんゆうても・・・」って機嫌が悪くなった



やり取りが全く同じで驚いたえ゛!



どこの国の親子も同じやなぁと実感した。



さてシリアのお母さんは数時間しか一緒にいなかったのに私達との分かれの時涙で見送ってくれた

彼女は私達のタクシーを手際よく手配してくれて、タクシー代を運転手に渡すと颯爽と去っていった



カッコイイ彼女をほのぼのしたお母さんが育てている様子が

どこか懐かしく感じてしまった。



シリアだけど何故か親しみ深い1日だった