ネパールの「カリ.ガンダキ川」2泊3日ツアーに参加した

川の景色とガイドさんがもてなすアウトドア料理、

そしてラフトボートを利用したタープでみんなで寝るんが最高だった。


自分が川を経験しているってのもあり、

共通の話題ってのや

川男が私の「カッコいいセンサー」を刺激することもあって

ガイドさんと話をしている時間が一番楽しかった。

なんか川の話をしている時みんな目がキラキラしてるし、

アウトドアに手馴れているし

しかも衛生面にも配慮してあって収穫が大きかった


また、ご飯を食べていると子ども達が集まってきて余ったパンを貰いにきたり

登校途中でラフトボートに出会うと、ボートで学校まで生徒を送迎したり

みんなボートを見つけるとやたら手を振ってくる


ラフティングがすごく地域に密着していることに驚かされた


そして、川を下りながら、

ネパールの女の人が農耕作業や芝刈りをしている様子にもしょっちゅう遭遇する

民族衣装が山の中で凄く目立っていて、「ネパーリ-は働き者だなぁ」とただただ感心していた


ツアーは日本人テーム(要するに私達の仲間)とイギリス人チームに分かれていた。

日本人チームはラフティング暦10年の「ロック」

日本人とおんなじ顔でホッとする。

また、腕がいい。

日本1の激流以上の川をラフトボートに大量の荷物を積んでいるから無駄に重く操船しにくいハズだが

ロックはなんなくこなす


料理では地味に下ごしらえをしているが、

日本人チームのテントを忘れてきたことに気付くと

即席でラフトボートのタープをロープワークだけで作り上げる


目立たないがいい仕事をする


キャンプINネパール
急遽ロクが作ったラフトボートのタープ



ロク(後ろ)とサリー(右前)とみんな


お手伝いをする子ども達にも優しい


私はロックがすっかりお気に入りで

ロック「ムスカ(ネパール語で笑顔)」というニックネームをつけてもらった

ガイドさん達とのおしゃべり

夕食の風景



その数日後、何人かで「華ガーデン」という温泉に行った

私達は、早まって行ったため、

温泉(といっても地下水を沸かしているので時間がかかるそう)できあがりを待っている間

オーナーさんからネパールについて色んな話を聞いた


その話が

とても難しい汗


そして長い。。。ぐぅぐぅ


一人が地球の歩き方を読んでいる振りに走り・・・

一人が寝た振りをし・・・

私も首が痛くなったので、意識がもうろう・・・


温泉後、ぜんざいをご馳走になったケド

またまた話を沢山聞いた

食べてしまったので話を聞くしかない(半強制)


ケド、オーナーの話を聞いて


ネパールには医療も労働も教育も保証されていないってこと

だからファミリーで助け合うしかないってこと

また、私達日本人よりずっと裕福な生活をしている人もいること

差別のことなどを聞いた


モンゴル系の原住民はインド系の移住民に比べると貧しく差別を受けたりもすると聞いた。

ふと、ロックはどんな苦労を重ね、

あんな凄い川男になったんだろう・・・

だからロックは目立たないけど真のある男なんだろうか・・・

だからにじみ出る優しさがあるのだろうか・・・


など考えた。


聞いたことは、一人の説教をしてくれるおじちゃんの意見かもしれないケド

こういった話を聞く機会も少なくなっているし、刺激的だった


「幸せ」の概念は凄く個人差があると思う

ファミリーの気綱が強さは、そうせざるえない環境だったのかもしれないが、

私達日本人は凄い社会保障を作り上げたのかも知れないが、

それでもやっぱり、

川で出会ったロックや子ども達、女の子達はたくましいし、

やっぱ素敵だったなぁって気持ちは変わらない