おばあちゃんへ

ブログ更新が随分、ご無沙汰になりました。

ゴメンナサイ

実は先日、大好きな祖母が亡くなりました。

半年ほど前から少しずつ体力がなくなっていたので

家族もある程度の覚悟はできていただろうし、

９３歳の大往生、穏やかな最期だったので

きっと幸せに旅立てたと思います。

年始に帰省したときには

病院にお見舞い行き、いっぱい話しかけて、

手を握って、一緒の写真も撮りました。

そうこうして、後ろ髪ひかれる思いで

東京へ戻った２日後に、訃報がありました。

慌てて、愛媛に再び帰ろうとしたのはあの大雪の日。

飛行機の中に缶詰になったりしながらも、

何とか納棺・お通夜までに間に合い、

お別れができました。

　　

お葬式は子守りしながらの参列でした。

涙はしたけれど、何だか実感がなく。

東京に戻ってからも、即仕事が詰まっていて、

終始バタバタ落ち着かず。。。

やっとパソコンに向かえる状況になったところです。

・・・・

こうしてポツンと時間ができると、

無性に寂しくなりました。

・・・・

あぁ、おばあちゃんはもういないんだなと。

振り返れば、小さな頃から

おばあちゃんとの思い出がいっぱいあります。

河川敷に土筆を採りに行き、新聞を広げ、

おしゃべりしながら土筆の袴をとったこと。

上手に巻き寿司を作っていた後ろ姿。

おばあちゃんちの薪で焚く五右衛門風呂は

熱くて苦手だったけど、お水を足してくれたっけ。

石鎚山の成就社で泊まったこともあったよね。

初詣やお墓参り、お日切さん…。

神様や仏様に手を合わせる大切さは、

おばあちゃんに教えてもらったように思います。

高校野球が好きで、毎試合トーナメント表を

付けていたよね。私のスポーツ好きも

おばあちゃんに似たかな。

あと着物が好きで、あつらえてくれたこと。

そして、結婚の前撮りでは、

打掛姿を見てもらえて、本当に嬉しかった。

ひ孫ができたよと報告したときには、

「がいよーに（うまく）産まれてくれるから、

心配せられんよ」と、お腹をなでてくれた。

そして、元気に誕生したあーくんを

可愛い可愛いって抱っこしてもらえた。

１年前のことです。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　去年３月撮影

今、隣であーくんは寝ています。

大きくなっても、ひぃばあちゃんのことは

覚えていないだろうけど、

写真を見せて、話してあげよう。

あなたの誕生を心から喜んでくれたよ。

1歳までの間に何度もおばあちゃんに会って、

よしよししもらったよ。お母さんにとって、

本当に大切な大切なおばあちゃんだったんだよ。

「みさこちゃーん！」って、

いつもくしゃくしゃの笑顔で迎えてくれたんだよ。

順番にお別れしていくのは当たり前のこと。

そのうちくることは頭では分かっていたけど、

こんなにさみしいんだな。

これからは千の風になって、

私たちのすぐそばを吹き渡ってくれるはず。

　　　（秋川さんは祖母と同じ愛媛・西条の出身で、

　　　一緒に写真を撮ってもらったこともありました。）

これまでいっぱい愛してくれて、ありがとう！

これからも私や息子、母を見守っていてね

また、おばあちゃんに会いたいけど、

私はおばあちゃんの年まであと６０年、

しっかりこの世で頑張っていくからね！！