仙台 帰郷記③ | 猪井操子オフィシャルブログ「イイとこ行っとこ!Eこと見~っけ!!」Powered by Ameba

仙台 帰郷記③

濃いアナ部飲み会から数時間の仮眠をとり、

   ホテルのベッドの中、懐かしい「ウォッチンみやぎ!」を見る。


やっぱり、この“おはようございます”が元気出るナヒヨコと落ち着く__


外は相変わらず、雨と風の荒れ模様だけど、

  2日目の5/30は、元気をくれた大切な方と、初めてお会いする日。

 ※詳しくは、5月12日のブログ アメーバ


お二人の息子さんである友人に迎えに来てもらって、

                           いざお住まいの松島へ!


向かう道は、もちろん全てではないけれど、

それでも震災1週間後にラジオカー通った状態から、ずっと改善していて、

                       復興への確実な歩みを感じました。


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日本三景松島の物産店も被害を受けましたが、もうちゃんと観光できる!

  是非、遊びに行ってみて 船 松島観光協会  のHPでチェックグッド!




緊張しながら、マンションの一室を訪ねました。ロフトもあるきれいな1R。

一人暮らしなら快適だけど、長年立派な戸建に暮らしてきたご夫婦には、

不便もあるかと思います。


でも。初めてお会いしたご夫妻は、ニコニコの笑顔で迎えてくれました。


見慣れたソファー、冷蔵庫、電子レンジ、カーテン…


数ヶ月前まで我が家で使っていたモノたちが、今こうしてシャンとして、

新しいお宅で役割を担い、使われている。


嬉しい気持ちで、いっぱいになりましたラブラブ


手土産持ってきたのに、それ以上のメロンやら、お菓子やらを出して頂き、

恐縮するばかり。


元気なお母さん、もう昔から知ってたコのように、親しくお話してくれます。


ありがたく家財道具は使われているという感謝の言葉から始まり、

私へのねぎらい、津波の中から見つかった若い頃の写真を見せてくれ、

石巻復興市のこと、つい先日見つかった、ご近所の方のご葬儀のこと。


明るいけど、いろんな不安を抱えていらっしゃること、分かります。


でも、優しい息子さんたちに支えられ、孫に慕われ、元気でいられる。

                                 家族って、スゴイ。


そして、うなづきながら、見守る静かであったかいお父さん。

たくましい猟師の手パー   ずっと海で働いてきたんだな。

                     いつか海に戻れる日が来ますように。


1時間ほどの訪問は、あっという間でした。

           最後に記念撮影をして。   猪井操子オフィシャルブログ「イイとこ行っとこ!Eこと見~っけ!!」Powered by Ameba

まだ1度会っただけの他人だけど、何だか実家ができたようでした。


                    ありがとうございます!また来ますね!





預けていた荷物を受け取って、預かっていた絵本も渡して、

                                予定は無事終了OK

帰りは、「やまびこ自由席片道きっぷ」で、5000円 新幹線左矢印安い!


復興支援の企画で、仙台→東京の一方向ですが、助かります。


6月13日(月)まで、みどりの窓口などで、販売してますよ。


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「牛タン弁当」を食べながら、眺める田園風景がきれいで。


2日間降り続いていた雨が上がっていきました。

                    私が雨女なのかもしれないけど雨


モヤモヤしていた気持ちが晴れていくようでした晴れ


やっぱり、思い切って来てよかった!!


まだまだ復興の道は長いけど、私なりに応援していこう旗


帰りの新幹線の中で読んだ本本


これは、Fアナ部長が、退社する女性部員に

           いつもプレゼントしているという詩集だそう。


詩集を送るって、なんて大人なかっこいい女性だろうと思いながら

ページをめくる。             おんなのことば 茨木のり子

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正直、まだ深くて、全ては分からないけど。
                       好きな一節を少しだけ。。。


「知命」          ・・・ある日卒然と悟らされる  

                もしかしたら たぶんそう

                沢山のやさしい手が添えられたのだ 


                一人で処理してきたと思っている

                わたしのいくつかの結節点にも

                今日までそれと気づかせぬほどのさりげなさで