こんにちは。鈴木です。
月日が流れるのは早いですね。。。もう11月です。あっという間に年末ですね。
前回に続いてまた手術のお手伝いに行ってまいりました。
今回は人の方でも馴染みの深い「椎間板ヘルニア」です。
簡単ではありますが、うちのハマサキ画伯の絵を楽しんで頂きながら少しお話ししたいと思います。
マメ知識シリーズ⑦ ～椎間板ヘルニアについて
みなさんも椎間板ヘルニアはよく聞く病名ですね。
「ヘルニア」とはいわゆる「脱出」という意味です。
ヘルニアがつく病気といえば横隔膜ヘルニア、臍ヘルニア、ソ径ヘルニア、会陰ヘルニアがありますね。すべての病気に共通することとして本来あるべき部位から体内臓器が「出てしまう」ってことなんです。
イラスト：濱崎
上のイラストは実際の手術をしている様子を描いてもらいました。脊髄を椎間板物質が圧迫してしまっています。
椎間板ヘルニアの症状として疼痛（頸部、背部）、歩行不全、麻痺、排尿および排便障害があります。
背部の椎間板ヘルニアでは症状や神経学的検査によってグレードⅠ～グレードⅤまで分けられ、高いグレードほど病気が重度となります。
治療としてグレードに応じた内科療法や外科療法があり、また正確な病変部位を見つけるためにMRI検査を必要とします。
実際に採取された椎間板物質です。
きっとこれで良くなってくれると思います。
突然腰が立たなくなった！背中を痛がる！足がふらついている！といった症状には注意をしましょう。そういったケースがあればご相談くださいね。
