1983年にリリースされたマーカス・ミラー のファースト・ソロアルバム。マーカスを凄いベーシストだ!と認識したのはも、ちょうど、このアルバムがリリースされたころか?とはいっても、初めて聴いたのは渡辺香津美のアルバム「TO CHI KA」だった。そこからマイルスやサンボーンなどサポートをしているアルバムを聴きこんだりした。
フュージョン系のサウンドを期待してこのアルバムを手に入れたのだが正直「あれ?違うんだけど」と思ったのを覚えている。マーカスのベースではなく、ヴォーカルがフューチャーされた内容だったからだ。その後のジャマイカ・ボーイズもそうだけれどその当時のマーカスは、自分のヴォーカルを活かすための楽器としてベースを弾いてアルバムを作っていたんだろうな。とはいうものの、シンセベースに重なるマーカスのスラップベースはかっこいい。
SideA
1 Lovin' You 5:19
2 Much Too Much 6:12
3 Suddenly 5:25
4 Just For You 3:53
SideB
1 The Only Reason I Live 5:01
2 Just What I Needed 4:51
3 Let Me Show You (I Just Want To Make You Smile) 4:41
4 Be My Love 4:25
5 Could It Be You (Instrumental) 3:24