イークルスのジョー・ウォルシュの1981年 『There Goes the Neighborhood(邦題:愛すべきならず者)』は、なかなか粒がそろった明るいロックサウンドが収録されている良盤。そう、楽曲は悪くないし、それぞれ聴くと決して悪くないのだ。ただ、逆にシングル・ヒットしそうな曲がないのも事実でアルバム全体を聴くと同じようなテンポの曲ばかりで少々単調に聞こえてしまう。ドン・フェルダーやティモシー・B・シュミット、デヴィッド・リンドレーなど参加ミュージシャンも充実しているのだが。個人的には嫌いではないのだけれど…