1977年にリリースされたグラハム・セントラル・ステーションの5枚目のスタジオ・アルバム『Now Do U Wanta Dance(邦題:ダンス・ダンス・ダンス)』は、その当時の時代背景を反映させ、ディスコを意識したサウンドなのだが、どの曲もしっかりとG.C.S.らしいファンクになっている。まぁ、ラリー・グラハムはベースを弾くとロックでも、ブルースでも、ジャズでも、何でもファンクになってしまうのだけれど。繊細なスラップではない。ラリー・グラハムのワイルドなチョッパー(もはや死語だけど)が聴くことができる良盤。