ブルース・スプリングスティーンは1992年に「HUMAN TOUCH」と「LUCKY TOWN」というオリジナルアルバムを2枚同時に発表した。Eストリートバンド解散後初のアルバムだがキーボードのロイ・ビタンのみEストリートバンドから参加し、リズム隊はランディ・ジャクソン(B)、ジェフ・ポーカロ(D)という布陣。その割には、サウンド的には落ち着いた雰囲気なのだが、なかなか良い。発売当時の90年代前半は、すでにほぼCDの時代になっており、自分も「LUCKY TOWN」と一緒にCDを買った覚えがある。先日レコードを発見し購入してみた。その当時は、なんかパッとしない印象だったのだがあたらめて聴いてみると味わいがありなかなかいいアルバムだと再認識した。