In The Pocketは、コモドアーズの1981年リリースの通算10作目のアルバムで、ライオネル・リッチーの在籍最後となった。このアルバムからは、80年代らしいダンス・ナンバー「Lady (You Bring Me Up)」が全米8位、美しいバラード「Oh No」が全米5位となった。このアルバムのリリース後の1982年にライオネル・リッチーが初のソロ・アルバムをリリースしたとき、彼はまだコモドアーズのメンバーでもあったがソロ・アルバムが人気を呼び、彼はコモドアーズに戻る場合ではなくなってしまった。まぁ、世間に求められていたのはバンドではなくライオネル・リッチーのヴォーカルだったということか。。。世代的にライオネル・リッチーの1983年のアルバム『Can't Slow Down（邦題：オール・ナイト・ロング）』がリアルタイムでここから、ライオネル・リッチーが在籍期のコモドアーズを聴くようになった。
