The Great Jazz Trio/Love For Sale(1976) | M.M.R.Records

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中古レコードショップやリユースショップで出会った70〜80年代を中心としたロック、ソウル、ジャズ、フュージョンなどの洋楽、邦楽レコードを聴いてレビューしています。その他、レコード系ニュースや音楽関連の本、ライブレビュー、楽器のことなども。

1970年代後半に人気だったハンク・ジョーンズ(p)、バスター・ウィリアムス(b)、トニー・ウィリアムス(ds)によるトリオ『The Great Jazz Trio』の記念すべきファースト・アルバム。スタンダードを中心に心地よいジャズを聴かせてくれるアルバムだ。派手さはないもののハンク・ジョーンズのピアノを支える、安定感のあるトニー・ウィルアムズのドラム、バスター・ウィリアムズのベースが非常にバランスがいい。正式にはこのバンドのベーシストは、ロン・カーターなのだがハンク・ジョーンズの希望でこのアルバムではバスター・ウィリアムスが弾いている。アルバム最後を飾る「枯葉」は、気持ちがいいミディアム・テンポで演奏され、これがなかなかいいのだ。バスターのベース・ソロでトニーが刻むさりげないドラムがなんとも優雅。

ちなみにこのバンドには、自分の好きなベーシストが複数在籍していた。ロン・カーター、バスター・ウィリアムスの後にベースを担当するのはエディ・ゴメス、その後もレイ・ブラウンや2000年代に入ってからは、ジョン・パティトゥッチとオマー・ハキムとかジャック・ディジョネットというリズム隊の時期もあったなぁ。

 

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