イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が、ヒットしていた頃にリリースされたPocoが4人組のになってから5作目となるスタジオ・アルバム。Pocoのアルバムの中でもラスティ・ヤング、ポール・コットン、ジョージ・グランサム、ティモシー・B・シュミットという最高のメンバーで制作され、カントリー・ロック・アルバムの中でも非常に完成度の高い作品だ。
残念ながら、このアルバム発表直後にPocoにとっての悲劇は起きてしまうのだが。。。Pocoの結成時のメンバー、ランディー・マイズナーはその後、イーグルスに加入したが、そのタイミングでPocoに加入したのがティモシー・B・シュミット。そしてランディのイーグルス脱退で、またもやランディーの後釜という形でイーグルスのベーシストとなったティモシー。Pocoのままでも十分いい作品を作り続けられたのに。やはり、ホテル・カリフォルニアで世界的なビッグバンドになったバンドのベーシスト&シンガーになることはティモシーにとって魅力的だったんだろうな。自分の中では間違いなくPocoの最高傑作アルバム。