バーボンを飲みながら今日最後の1枚はジャズを聴く。
セッションから生まれたThe Modest Jazz Trioが残した唯一の録音。ギター、ピアノ、ベースのドラムレス・トリオの編成でオーソドックスで素朴な若き日のジム・ホールのギターを堪能できる。このトリオではベーシストのレッド・ミッチェルが全編ピアノを担当している。チャールズ・ミンガスもそうだがレッド・ミッチェルも素晴らしいピアノを聴かせてくれる。地味ながら玄人好みのアルバムといえるのでは。ちなみにこのアルバムのタイトル「グッド・フライデイ・ブルース」はレコーディングが行われたのが金曜の深夜だったところから付けられているらしい。一杯飲みながら、聴くには最高の1枚だ。