1984年にデビューした『マンハッタン・ジャズ・クインテット』は、ピアノのデヴィッド・マニューズを中心に一流のジャズミュージシャンで結成されたバンド。もともと日本のスイングジャーナル誌とキングレコードの企画だったこともあり、日本での人気が高く、ジャズの入門ともいえるスタンダードナンバーを中心に選曲されており、非常に聴きやすい。自分はジャズに関しては疎いのだが大学生のころジャズ好きの先輩からとりあえず、スタンダードナンバーならこのアルバムを聴いとけばいいんじゃない?と勧められた。このアルバムからベースで参加している元ビル・エヴァンス・トリオのエディ・ゴメスは好きなベーシストでもあったので非常に耳なじみがいいアルバムだった。
スティーヴ・ガッドとのリズム隊から生み出されるMR.PCのスピード感あふれるプレイ、マイ・ファニー・バレンタインの心地よい4ビート。エレキ・ベース弾きの自分はエディ・ゴメスのプレイに憧れるだけだったけど。マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、チック・コリア、ハービー・ハンコック等でのエディ・ゴメスのプレイも心地よい。
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