発売当時、リアルタイムでデュラン・デュランがめちゃくちゃ流行っていたのでこのアルバムも発売されるとすぐに買いに行った。まさに人気絶頂期のライブアルバムで収録曲も過去3枚のスタジオアルバムからシングル・カット曲が中心に収録されておりベスト盤的な内容になっている。意識的なのかベースが非常に前に出ている音源でベーシストとしては非常にうれしいかぎり。ジョン・テイラーの脂の乗り切った勢いと安定感のあるベース・プレイを聴くことができる。そして、スタジオ版では相当抑えられてかすかにしか聞こえないアンディのギターもこのアルバムではきちんとフューチャーされている。どうやらライブ音源にオーバーダビングをして相当修正しているようではあるけれど。
良くも悪くも歓声は程よくカットされており、あまりライブ感はないのだがシンプルに人気絶頂期の彼らのサウンド聴くならおすすめの1枚であることには変わりがない。
以前ブログに書いたSeven and the Ragged Tigerはこちら。