リトルウィッチアカデミア続編構想。
TVアニメ版の10年後を描く物語。
LITTLE WITCH ACADEMIA Journey through the Decade の第7話です。
「ルーナノヴァ日本校 」

 

 

新月の塔の上に現れたドラゴンとアッコ。

皆が驚愕する中、静かに降りてくる。

 

ラモスは青銅色の身体を時折黄金に輝かせ、見ている人の目を幻惑させる。

それは時間と空間の間隙を揺れ動く幻の様にも見えた。

 

地上に着いたラモスは翼を折りたたみ、首を下げアッコを降ろす。

 

皆が驚きの目で見ている中、アッコはどう説明しようかと思案していた。

 

と、パチパチパチと拍手が沸き起こった。

とにかく、訳が分からなくとも、この状況は拍手したくなるものに違いない。

 

「カガリ先生、すごすぎます!! ドラゴンに乗って現れるとは!?」

生徒の一人が声をかけてきた。

しっかり者のリラだ。

「また、これで天空の魔法ショーでもするのでしょうか? やればすごいことになると思います!」

 

「いやー、そんなつもりはないけど・・。話をすると、とてつもなく長く(5年分)なるのだけど、この子はラモスという名前のドラゴンで、私の使い魔になったの。」

 

カガリ先生は、学生の頃から誰もやったことの無いことをしでかす! と有名でしたが、今もその通りですね。ドラゴンを使い魔にするとは聞いたこともありません。ところで、このドラゴンはどのような種類なのですか?」

 

リラが質問してくる。

彼女はとても頭の良い生徒で特に理論立てて物事を理解することに長けていた。授業でもたくさんの質問をしてくる。理論より直観で理解することの多いアッコには逆に教えてもらうことも多い頼りになる生徒だった。なにしろフィネラン先生の娘さんなのだから。(*1)

 

「しゅ、種類ですか。。。 (ヤバイ、考えたこともなかったわ) 」

 

(ラモス、あんたはどういう種類?)と心の中でラモスに質問してみる。

 

(Common Welth Bronze)と返ってきた。(*2)

 

「ウェールズ・ブロンズの普通種ということみたい。まあ、普通のドラゴンよね。ウェールズはグリーンが多いけど、ブロンズは珍しいかもしれないわね。」

となんとか答える。

(でも、生まれた時はグリーンだったよね。。。)

 

「ああ、地元のドラゴンなんですね。あまりにも立派なので、外国の特別なドラゴンかと思いました。また今度色々教えてください。」

 

アーシュラ先生とセシルがやってきた。

 

今後のことで話合うので、と皆に告げて部屋へ戻る。

ラモスは今までの部屋には入れない。

しかし、アーシュラ先生はこのことを見越して新しい部屋を用意していたのである。

 

◆時を渡る者達

 

さて、アーシュラ先生、セシルとアッコだけになったところで、今後についての秘密の会議が始まった。

 

「さすがだね。アツコ・カガリにならできると思ってはいたが、本当にできてしまうと驚きしかない。」

とセシルが賞賛する。

 

アッコは、いまだセシルとの距離感に戸惑っていた。アッコに憧れてルーナノヴァに入ってきた”生徒”のはずなのに、教える、というより、教えられている。あるいはアッコが教えることを楽しんでいる様に思え、なんだか手の平の上で遊ばれている様な気さえしていた。

ただ、それでも、お互い良い方向に向けて進んでいるのだろうと思って、夢の様な5年間の話をした上で、今後の相談をしようと思っていた。

 

この世の中にはすごい人が沢山居ることがわかりました。あんなにドラゴン使いが居るとは驚きでした。人だけではなく、ドラゴン族も想像していた以上に知的で素晴らしい種族です。ファフニールさんもかなり見直しました。

そして、ラスタバン一帯には明らかにイグドラシルの強い痕跡が残っています。時の間隙のエリアがとても広くて人が普通に過ごせる様になっているんです。本当に今となっては夢の様な世界でしたが、このような世界が他にもあるかもしれません。」

アッコは、”5年間”の経験を、元の場所の経過時間の”10分”に圧縮するかの様に要点を絞って伝えた。

 

「その通りだ。他にもその様な場所はある。僕は考古学者として研究を進める中で、古代において歴史を捻じ曲げている異常な痕跡に触れることがあったんだ。その解明を進めるうちに時間を飛び越えていたとの結論にならざるを得なかった。にわかには信じられなかったけどね。

セシルは自分のこれまでの研究からさらに突っ込んだ話をして行く。

 

「そして、研究をさらに進めていくとドラゴン族の中にそのような能力を持った者が居ることがわかったんだ。そして、共に動く人間たちの存在も。つまり魔法界の者達だ。

 

「だが、それに気づいたのは僕達だけではなかったと思う。政府はもっと早く気づいていたんだ。そこで、レイラインの研究から民間人を締め出した。そして、おそらく、そのような能力を持った有力な勢力と関係を持った可能性がある。」

 

「ストーン・ヘンジで政府の特殊部隊と言ってたのはそれですか?」

アッコが思い出した様に気になることを尋ねる。本当は謎の”もう一人のアッコ”もそうですか?と聞いてみたかったが、まずは順を追って確認していこうと思った。

 

「おそらく、そうだと思う。だが、詳しいことはわかっていない。でも明らかなのはこの辺りの既に知られている魔女や魔法使いではないということだ。ずっと遠い国から来た可能性がある。この国の魔法界は既にここルーナノヴァや著名な民間の魔法機関ともつながりが深く、政府とは言え怪しい活動に引き込むことは難しいだろう。」

 

アッコはいよいよ、核心的なことを聞く。

「私が遭遇した、私にとてもよく似た魔女もそうでしょうか?」

 

「可能性はある。そう、遠い国として日本というのは十分ありえる。」

 

◆ルーナノヴァ日本校

 

アーシュラ先生が口を開いた。

「そう、それで日本が重要なの。日本に調査拠点を設けたのはそのためよ。でも、表向きはあくまで魔法を世界に広めるための分校として設立したのだけど。」

 

「もしかして、最近ちらっと聞いたことのあるルーナノヴァ日本校ですか?!」

アッコが、ちょっとワクワクする気持ちが表出するのを抑えながら聞いてみる。

 

「そうよ、さらに世界の見本市としての万国博覧会と連携もするわ。なので、万博会場の隣に建設したの。」

 

「え、それはすごい! そうか、もうすぐ日本で万博が開かれるんだ。」

アッコは想像以上の大きな話になっていることにワクワクする気持ちを抑えきれない。

 

「万博で世界に魔法の素晴らしさをアピールするんですね。アーシュラ先生!すごいじゃないですか。そんなことを考えていたなんて、もっと早く教えておいてくださいよ。それで、ルーナノヴァ日本校はもうできているのですか?」

 

「90%くらいは完成ね。本来はこちらの夏休みに日本に行って、開校に向けての盛大な催しを企画していたんだけど、ちょっと予想よりも早く日本周辺の雲行きが怪しくなったので、近いうちに日本に行こうと思うの。」

「で、アッコのドラゴンちゃんの力を借りて、アッと言う間に行きたいというわけね。笑」

楽しい話とちょっと怪しい話とまた楽しい話を交互に語るアーシュラ先生。

 

「えー、アーシュラ先生もラモスに乗りたいのですね。空間の間隙飛翔は慣れないと酔うかもしれませんよ。」

とアッコ。

 

「そうね、初めてレイラインを梅干しを持って飛行したアッコの様にかしら。」

と、アーシュラ先生も愉快に返す。

 

「ええっ、その話はなしですよーー、どうして、そんな話まで知っているのですか。」

意表な返しに驚くアッコ。

 

「ロッテの書いた本に詳しくあるわ。あはは 」

ここでも出てくるロッテの本。

 

「えー、アーシュラ先生もその本読んでいるのですか? もしかして読んでいないのは私だけ? というか本人のチェック無しってどういうことよ!」

 

「まーまー、では、真面目に日本行きの話をしましょう。」

 

というわけで、日本行きの作戦会議が始まる。

 

「ルーナノヴァ日本校は夢洲の万博会場の北側に建てられているわ。

そこから万博会場に向けて飛ぶイメージとしてこれがいいわね。」

 

と、なぜか万博のアピール動画を見ることに・・・

 

 

「いやーーー、ホウキでこんな風に飛びたい!気持ちよさそうーーー!!!」

 

アッコの興奮に応えるようにアーシュラ先生も調子に乗ってさらに楽しいことを宣う。

 

「ルーナノヴァ日本校の開校祝いではまさにこんなホウキレースを企画中よ!」

 

 

「おおー、これは楽しすぎますね!! なるほど、体験イベントですか。お客さんと一緒に飛ぶわけですね。これは、私もカッコ悪いところは見せられないわ💦 ところで、このプロモーションの私は若いわねw なかなかカワイイじゃないww」(*3)

と、楽しい話で盛り上がる。

 

・・いやいや、ところで、最初の怪しい連中の話は、どこへ行ったのか?

 

セシルがここで引き戻す。

「えー、楽しいイベントの話は、とりあえず置いておいて、本来の目的の調査の話をしませんか!?」

 

「あ、ごめんなさい、そうね。それをしなくちゃね。」

アーシュラ先生も、気を取り直して真面目な話をしようと準備をし出す。

 

◆国生みの島

 

日本地図を広げるアーシュラ先生。関西に注目して話を始める。

 

夢洲と国生みの神社を結ぶ線 左上は陽の道しるべ

 

「ここがルーナノヴァ日本校がある夢洲、そして、そこから西に行くと島があるわ。淡路島ね。そこに国生みの神社(*4)があるの。日本が誕生した時の最初の場所が淡路島だったという神話に因んだ神社ということだけど、ここにすごい魔力が集まってきているらしいの。それを今もルーナノヴァ日本校の調査員たちが監視しているわ。」

 

「そこに魔力が・・ですか? 何が起こっているのでしょうか。」

 

セシルが口を挟む。

「イグドラシルの復活かもしれない。同じことがラスタバンでも起こっている。ラスタバンとそこはつながっている可能性もある。また、そこは日本のレイラインが通る場所だ。そういう意味でここと地理上の状況も非常に似ている。」

 

「ラスタバンは私が7年前に戻った場所ですが、本来そのような力があったのだと思います。イグドラシルの力はすごく感じました。私が一緒に過ごしたラスタバンの時の間隙のドラゴン使い達もこの怪しい動きと関係あるのでしょうか?」

アッコが真面目な顔をして尋ねる。

 

「いや、彼らは関係ないと思う。でなければ君に協力はしない。むしろ、ラスタバンを利用しようとしている怪しい輩と対決しようとしていた可能性がある。現在のファフニールはその関係で襲われたのかもしれない。」

セシルが推理を披露する。

 

「なるほど、何かがつながってきた感じがします。まずは現地に行って、この目で見て、実態を正確に把握しないといけない、ということですね。」

 

「おお、アッコにしては理解が早いわね。」とアーシュラ先生が、一応、褒めてみせる。

 

「それはそうでしょう。まずは現場に行ってみないとね。早速行く準備をしていいですか?」

と、とても乗り気のアッコ。久々の故郷に戻ることにワクワクする気持ちを抑えられない。

 

「あ、あと、流星丸の件もあるし。一気に色々片付けたいですね。」と続けるアッコ。

 

「では、こういう段取りで行きましょう。急ですが、出発は明日8時とします。日本は夕方の16時ですね。そして、その日は明後日からの作戦会議を兼ねて地元部隊とのささやかな宴会をしたいと思います。」

 

「え、そんなのんきなことでいいのですか?」とアッコが聞いてみる。楽しいことは嬉しいのだが。

 

「アッコの久々の故郷帰還ですし、まずは楽しみましょう💝」

 

その後、3人はそれぞれの役割を把握した上で準備に取り掛かった。

 

◆Back to JAPAN

 

アッコ、アーシュラ先生、セシルの3人がラモスの前に揃う。

とても急な話で数日学校を空けるにも関わらず、フィネラン先生をはじめ学校側の準備は既にできている様だった。

アッコの時間旅行も含めて、周到に計画が練られていた様で、そのことにアッコは驚嘆する。

 

「照合座標はルーナノヴァ日本校の新月の塔に合わせて。」 アーシュラ先生が指示をする。

 

「ルーナノヴァ日本校にも新月の塔があるのですね。」 とアッコ。

 

「そう、ほぼ、ここと同じ作りよ。」

 

******

 

「さて、準備はいいかしら、行くわよーー」

なぜか、アッコ以上にノリノリのアーシュラ先生。初めての空間の間隙飛翔が楽しみのようだ。

 

「理想の場所へ、ノットオーフェ・オーデン・フレトール!!

とシャイニィロッドも無いのに、言の葉魔法を唱えるアーシュラ先生に驚きながらも笑みを浮かべるアッコ。

 

「では、みなさん、空間の間隙に入りますよーーーー!!」と今度はアッコが注意を促す。

 

レイラインによく似た空間の間隙が開いた。3人を乗せたラモスが飛び立つ。

 

飛行はアッと言う間だった。レイラインより寒いと言われる間隙だが、初経験のアーシュラ先生、セシルとも思ったほどの戸惑いはなかった。

 

「速いわねーー。さすがに」

 

眼下にルーナノヴァ日本校が現れた

新月の塔の上から見る景観は壮観だ!

ルーナノヴァ日本校は、アーシュラ先生が言う様に本校にそっくりだった。

森も立派に造成され、本当に本校に戻ったかの様な錯覚を覚える。

ただ、違うのはその周りに海が見えることだ。そして都会も。

静かで厳かな場所にある本校に対し、ここはまさに伝統と新しいものが交わる場所と言えるだろう。

 

そして、新月の塔の上から、グラウンドの方に降りていくラモス。

するとグラウンドに結構な数の人々が居るのが見えてきた。

 

なんと、アッコたちを歓迎する人々が集まっていたのである。

日本校の職員だけとは思えない数の人々がそこには集まっていた。

さらに横断幕やプラカードを手に持つ人たちも。

 

ひときわ目立つ横断幕には、

「アツコ・カガリ お帰りなさーい。私たちは貴方を大歓迎します💗」

「お帰りなさい Akko!! 大好きです!💖」

「私達の憧れ! Magical Star Akko!!」

さらには

「Shiny Akko! 凱旋帰国おめでとう。」の文字まで・・

 

アッコへのたくさんのメッセージに、アッコは驚きを隠せない。

調査目的の急な来訪なので、こんなことは全く予想していなかった。

感激のあまり動揺してラモスの飛行指示にも影響が出るアッコ。

 

「こんなこと、全く予想していなかった。

 アーシュラ先生、隠密作戦じゃなかったのですか??」

ちょっと泣きそうになりながらアーシュラ先生に問うアッコ。

 

「ごめんなさいね。せっかくだし、アッコをおどろかせようと思って・・・」

 

「こんなのひどすぎます。嬉し過ぎて泣いちゃいます😢 カッコ悪いじゃないですか。」

 

泣いてしまい、なかなか地上に降りられないアッコ。

 

と、下から声も聞こえてきた。

アッコ、大好きよーーー 会いたいから早く降りてきて。」

 

声の方向に顔を向けると、さらに涙が出てきて前が見えなくなって降りられない。

 

それでも、ようやく地上に降りたアッコたち。

 

まるで、アイドルでも来たかの様な出迎えにどう対応してよいかわからないアッコ。

 

アーシュラ先生が皆に向けて話を始めた。

「ルーナノヴァ魔法学校校長のアーシュラ・カリスティスです。みなさん、今回は本当にありがとうございました。急な話に私もこれほどの人が集まるとは思っていませんでした。アッコがみなさんにとても愛されていることがわかって、驚きと共に私も非常に嬉しいです。ルーナノヴァ日本校はまだまだこれからですが、魔法でもって未来に夢を与える場所として発展させていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。」

綺麗な日本語で挨拶するアーシュラ先生。流石だなとアッコも感心する。というより、シャリオの日本公演でも既に日本語で語っていたのだが。。

 

拍手喝采の中、大スター(?扱い)の2人に対し肩身が狭い思いのセシル。

 

でも、アーシュラ先生がフォローする。

「こちらの方は考古学者のセシル・ニュートさんです。考古学の知見でもって魔法の発展に寄与してもらっています。と共に、当校の生徒でもあり、アッコが魔法を教えていたりもします。」

 

「もしかして、カガリさんの新しい彼氏ですかー?」 と際どい質問をしてくる人が・・・

 

「いやいやいや、そんなのでは全くないです。それに新しくもありません」と狼狽しながら反射的に否定するアッコww

 

アーシュラ先生が話題を変える。

「えーと、そして、このドラゴンはアッコの使い魔でラモスという名前です。この子のおかげで今回はイギリスの本校からアッと言う間に来れました。本当にアッと言う間です。」

 

「すごい・・・」皆、唖然とする。

 

「まだまだ色々皆さんとお話もしたいのですが、私共はこれから明日からの活動の打ち合わせに入ります。また夏休みにはイベントを行いますので、また皆さんと会えることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。」

 

アッコ達はルーナノヴァ日本校の職員と共に校内に入って行く。それを見送るファンの人々の拍手とエールはずっと続いていた

 

*********

 

「アッコ、驚かせてごめんなさいね。こんなサプライズはアッコは喜ぶかな、と思って。」

とアーシュラ先生が切り出す。

 

「もちろん、大喜びですよーーーーーーー、喜び過ぎて訳わかりません。感激し過ぎて頭がおかしくなります。ありがとう、を何回言っても足りません!」

 

「このあとだけど、日本校の中を見て回って、その後、軽く打ち合わせをしたあと、皆で宴会ね。宴会にはロッテとスーシィも出るわ。」

さらっとサプライズを披露するアーシュラ先生。

 

「え、ロッテとスーシィも来るのですか。いつの間に・・」

 

「彼女らは普通に飛行機で来るの。もうすぐ関西空港に着くと思うわ。そこからはホウキで飛んでくると思うけど。」

 

「あと、コンスタンツェが自家用機で来るわ。」

まだまだ出てくるサプライズ。

 

「コンスもですか!! 自家用機って・・・コンスのことだから、きっとマトモなものじゃないよね。」

 

だが、本当のサプライズはまだあったのである。それも恐ろしいサプライズが。

 

 

臨時ニュースでアナウンサーが驚きの声を上げ、太平洋上のできごとを伝えていた。

 

「たった今ですが、太平洋上で突如、台風が発生したようです。それも通常発生しない海域とのことです。日本のほぼ真東側、そして、ありえない速度でこちらに向かっているとのことです。通常台風は時速20km~30kmですが、100kmという通常の3倍以上の速度で接近しているとのことです。」(*5)

 

 

◆次回予告
「魔法と怪獣」

ルーナノヴァ日本校に集結するアッコとその仲間たち。
太平洋と淡路島で始まった不気味な活動に対応すべく動き出す。

その一方、夏休みに向けての楽しいイベント企画も進んでいた。

その名もHyper Happy Time計画

本物の災い発生にもめげず、それを解決した魔女達の活躍をショーの様に見せて人々を楽しませた出来事に因んだ名称だ。

この意味は、今後どのような物語が紡がれることを示唆しているのであろうか。

~ドッキドキのワックワク~

◆今後の展開
8話「魔法と怪獣」   日本に怪獣はつきもの
9話「宇宙樹の真理(前編)」 海を越えたら次は世界を超え、次元を超える

10話「宇宙樹の真理(後編)」 5000年前からの帰還
11話「All friends gathered」 かつての仲間全員集合
12話「ウィッチ達のユニバース」 お祭り

 

◆主題歌

「Dream Flight」

2期?の始まりなので、変わりますw

これまたゲームから。上のVRホウキレースからです。

 

◆注釈

*1 フィネラン先生のファーストネームがアンであることから「アンの娘リラ」(「赤毛のアン」シリーズ)より。安直ですみません。

*2 実はハリーポッターシリーズより。メロディアスな咆哮を奏でる魅力的な種。ただ、ブロンズはパーンの竜騎士の色別の習わしに従っている。

*3 ゲームの設定では魔法祭の直後ということらしい。なのでアッコはまだ(一人では)飛べません。笑

*4 国生み神話の神社は伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)といい、伊勢,出雲,諏訪,高千穂,熊野の神々をつなぐ陽の道しるべがあり、太陽の運行に関する高度な知見の下、全国規模で神々を配置したことを示している。それはストーンヘンジやレイラインと同様の技術と意味を持っていることを示唆する。

*5 某モンスター・ヴァースシリーズより。嵐を纏う怪獣が中に居る。幹事プロデューサーとしてビジネス面を支えた某社へのリスペクトのつもり💦

 

◆おまけ

リトルウィッチアカデミアVRをするためにMeta Quest 2を買いました。

ルーナノヴァを空から眺めるのは素晴らしい。VRだ!360°だ!と興奮する。

ホウキの操縦方法もわかりました。前傾姿勢を取らないとスタートしない等よくできています。

基本、コントローラの姿勢だけで行けるはずですが、身体も動いてしまいます。

アッコとの会話も楽しいです。やはりアッコは飛べませんね。どちらかというとアニメミライ的に制御できないって感じかな。