超低出生体重児で産まれた娘

 

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娘は超低出生体重児でした。(24週1日、652g)

小学3年生です。

娘の成長や、日々のことを書いています☆
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娘は何をするのにも時間がかかります。


例えば。


朝、家を出る時。

持ち物や身の回りの準備は
早くに終わっていますが、

いざ出発の時間になっても、



靴をはいて、
ランドセル背負って、
帽子をかぶり、
マスクをつけ、
家の門を出る、

これにとても時間がかかるんです。



まず、動き出しが遅い。


出発時間にアラームが鳴ります。


そこから、なかなか玄関へ行かない。
玄関へ行っても
ランドセルを背負ったり
靴をはいたり、

1つ1つに時間がかかります。



娘はワーキングメモリが弱いので
目的を遂行する力が弱い部分はあるんだと
思っています。


そこに更に、
何か気になるとやるべき事が出来なくなります。



今日は、


ランドセルの蓋がちゃんと閉まってなかった
自分で閉めようとしたけどなかなか上手く閉まらない


それだけ。

たったそれだけの事で


登校班に加わることができませんでしたショボーン




こちらからすると、
ランドセルの蓋なんて
あいててもいいじゃん。
登校班の子に閉めてもらえばいいじゃん。


なのですが、

それが許容できない娘。


臨機応変さがないのです。



娘のそのスピード感の無さはなんでなんだろう。

このままだと、
娘も大きくなるにつれ
困ることが増えていくのは目に見えています。


少しでも、
ちょっとでもいいから
娘の気持ち、その時の思考を理解し
出来ることならスピード感を上げられるような
方法を一緒に考えたい、

そう思いました。

(素人のイチ母親の考えなので
参考にならないかもしれませんが・・・)






それは2人でお風呂に入った時のこと。

私は、自分のシャンプーなどをしつつ、
娘に言いました。

真顔「娘ちゃん、シャンプーとか自分でやってねー
今日はママ手伝わないから!」

娘はまだシャンプーは自分でちゃんと出来ないので
いつもは、私がやってあげています。


暫く様子を見ていましたが、、、


娘は一向にシャンプーを始めません。
ずっとお腹にシャワーを浴びてるだけ。



真顔「ねえ、なんでシャンプーしないの?
ママ自分のことは自分でやってって言ったよね?」


ショボーン「・・・」



娘は無言です。


自分の気持ちを
言葉にするのが苦手な娘。


真顔「じゃあ、今の気持ちをママが言うどれかから選んでね!
嬉しい、楽しい、悲しい、怒ってる、この4つだとどれかな?それともどれも違う?? 」


こうやって選択肢を出すことで
答えやすくなったようすの娘。

ショボーン「どれもちがうよ」


真顔「そうか!じゃあ、嬉しいとかのプラスの気持ちか、悲しいとかのマイナスの気持ちかだったらどっちかな?」

ショボーン「マイナスの気持ちだよ」



ここで、やっと娘が気持ちを話し始めてくれました。

ショボーン「娘ね、ママは娘ちゃんなら出来るよって言うけど、いつも出来ないことばっかりだから今回も出来ないと思う。失敗してもいいからチャレンジしようってママは言うけど、勇気が出てこないんだよ。」

と。

おお~拍手拍手拍手


なるほど!
やっと娘の気持ちが分かりました!


そうなんです、
娘はマイナス思考(笑)


自分は出来ない・・・
とすぐ思ってしまうのですえーん


今回も、自分には出来ない、
と思ったことで行動に移せなかったのですね~。


ではでは。


ここからスモールステップを
提示しましょうか。


真顔「気持ち教えてくれてありがとうウインク
なるほどね~!
じゃあ、お風呂でやることって何があるかわかる?」


ショボーン「シャンプーとトリートメントとボディーソープ!」


真顔「そうだよね!!
じゃあまずはシャンプーから考えようか!
シャンプーする時は何しなきゃいけないかな?
1、髪の毛を濡らす
2、シャンプーを頭につける
3、シャンプーの泡で頭を洗う
4、シャンプーを流す
この4つだよね?
娘が1人で出来るものはどれかな?
出来ないものはママが手伝うよ!」


ショボーン「泡で洗うは1人だと出来ない、、、
けど、他は出来そう!」


真顔「そうだね!
じゃあ、頭を洗うのはママも手伝うから、
まずは1からやってみようブルー音符ブルー音符

爆笑「わかったーキラキラ


こうやって、やっとシャンプーをする気になった娘。


いざ始めてみると、
頭を洗うのもほぼ1人で出来て、
私は少し後ろを手伝ったくらい。


ほぼ、1人でシャンプーを終えた娘。


真顔「娘ちゃんは、最初は出来ないって言ってたけど、
チャレンジしてみたらどうだった?
出来たよね?!」


爆笑「うん!1人で出来たー!わーいラブラブ


真顔「すごいすごい!
じゃあトリートメントとボディーソープも
やってみようか!」


爆笑「うん、やってみるー!」


といった感じで、
スモールステップにわけて
どこが出来ないと不安なのか
そこをピンポイントで補助することで



娘が「自分で出来た!」という
自信をつけてくれたらいいな。
と思いました。


娘が無言の時に、
私は娘にこうも言いました。


真顔「無理だと思ってもチャレンジしてみない?
失敗してもいいんだよ!
失敗は成功のもと。
失敗したらどうして失敗したのか考えて、
また次のチャレンジすればいいんだから!」



結局は
本人の中で見通しが立たないと
動き出せないって事なのかと思いますが、
今回の体験がとても嬉しかったのか、

爆笑「失敗は成功のもとだね!


と、嬉しそうに言う娘の姿に
私も嬉しくなったのでした。





こうやって、
娘に向き合う時間が取れる程
心の余裕がある事はなかなかないと思いますが、

生活の中で困っていることは
少しずつでも良くなって行けるように
私が出来ることはなんなのか
考えて実践していきたいな

そう思ったのでした。



療育には通わせていましたが、
私は療育の知識がある訳では無いので

この方法が良いのかは分かりません。
あくまで私と娘のやり方です。



しかし、
娘の達成感に満ちた顔を見ると
なんだか涙が出る程嬉しかったので、
また機会があれば続けて行けたらと思いますニコニコ


 在宅勤務が長くなり、勤務環境は大事だなと感じる今日この頃。

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