昔に愛読して、いったん手放して、そしてまた手元に欲しくなる本。
そんな本がありませんか?
わたしにとってのその一冊がこちら。
既知からの自由 ~Freedome from the Known~
ジッドゥ・クリシュナムルティ(著)/大野龍一(訳)
コスモス・ライブラリー発行
随分前に没頭するように読み、いつだったか本棚整理をした際に
サヨナラした一冊。ふとまた取り寄せたくなり、購入しました。
ところで、みなさんは、たとえば異性との出会いで 『運命』 を感じるときはどんなときでしょう?
ひとめぼれ?
一緒に困難を乗り越えた時?
それとも・・・?
わたしのひとつの経験として、
『ああ、これは運命だな~』 と思ったのが、
愛読書が同じだったと知ったとき。
昔、そんなことがあったのです。
それが上述の一冊でした。
わたしは日本語で読み、
彼は英語の原書でそれを読んでいた。
彼の部屋の書棚にあったそれを最初に何気なく手に取ったとき
"Hana, That's my favorite book."
それはもう運命感じますよね。。
その後紆余曲折あり、彼とは別の道を歩むことになりましたが、
愛読書が同じというのは お互いの距離を一気に縮める効果絶大なのですね。
ちなみに 占星術上で「本」は ヘルメス(水星)が司っています。
ヘルメスは「中性」存在といわれていますが、
たまにはキュービッドの役もするんですね・・・(笑) いや、キューピッドでなく悪戯かも?
なお、付け加えておきますが、
本を取り寄せたからといって、昔の恋人をお取り寄せする(あるいはできる)
というわけではありません。 あしからず
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