すっきりと晴れた空なんかありゃしないのに

すっきりと晴れた空を期待しちゃう。

僕はそれを何度も繰り返して、繰り返して

それでも、まだ、学習できてない。


映画や小説や

歌詞なんかには

あり過ぎて飽きられてるくらいなのに

実際はないものなのか

それとも、僕に訪れないだけか


僕の周りにはありそうなのに

電車で乗り合わせた隣に座る人にはありそうなのに

年賀状のクジの

切手シートくらいの確率で

それはちゃんとありそうなのに


だけど、僕も昔

ずっと前に見た気がする。

すっきり晴れた空のような気持ちが

あった気がする。


やるべきことは定められていて

迷うことなく決断できた。

そして、結果訪れるものは

1つ残らずピタリと一致していて

「ほらね、言ったとおりでしょ?」って。



たぶん、複雑になった。

世界が、みんなが、僕が複雑になった。

歳を重ねたぶんだけ、たくさんのものが見えるようになった。

たくさん余計なものをみてしまった

僕も、みんなも。



過渡期ってあるけど、過渡期だと考えられないときもある。

変わってしまったんだな‥って

変えられてしまったのかな‥って。


あるときまで

歳を重ねるだけ成長するって思ってた。

経験は積めば積むだけ人を大きくさせるものだと思ってた。

でも、経験が曲げてしまうこともある。

なにせ最善の選択の繰り返しが、最善の未来に繋がるとは限らないのだから

むしろ悲しい未来にそれは繋がってる。

逆算して選択の幅を狭める。

自由を放棄する。違う、放蕩を自由に正す。

やっぱり夢は持つべきだと思うな。