文明堂や福砂屋のカステラを食べて「美味しいけどなんか違うねんな」と長年思っていました。
大津で買ってきた鶴里堂の「かすていら」は、主人は「甘いし、ザラメついてるし、これは戦前からのご馳走やな」と案の定の酷評でしたが、私は一口食べて見て「そうそう、これやねん、これでないと」と。
当時はちょっと余所行きのお遣い物にするような感じで、日赤に長く入院していた母がお見舞いに頂いたり、政治家だった親戚から回ってきたり。
もちろん1本売りで、杉の箱に入っていました。
幼少時の記憶というのは恐ろしいものです。
もっと買ってきたらよかった。
来月また大津に行きます。
絶対お店に行かねば。
その際には阪本屋も再挑戦。
小鮎を甘くなく炊き上げた「から煮」はもう間に合わないかもしれませんが。
中川さんの赤ちゃん番茶も完全にリピーター化しそう。
昨日からすでに3パック使いました(笑)。