シューベルトが歌曲王であることが3曲でわかるという企画@スタジオ収録。
普段見ませんが、今回は録画を。
東海では土曜の朝6時らの放送です。
日曜9時に戻してほしい。
歌は藤木大地、ピアノは佐藤卓史。
まず「野ばら」、ついで「楽に寄す」、そして林周雅ストリングスと佐藤さんで「鱒」。
演奏前に要所を歌いながら説明。
聞き手の達人伊集院光さんが絶妙。
「100分de名著」でお馴染みですね。
藤木さんは、2020年夏、びわ湖ホールがコンサートを再開した第一弾で拝聴。
ピアノは加藤昌則さん。
プログラムに無かった「原光」で始まった時、マスクをいいことにボロボロ泣きました(笑)。
いつも書いていますが、カウンターテナーは音量に限界があるのかほんとうにもどかしい。
ソプラノよりパワフルなのもよいことばかりではないのかもしれません。
藤木さんは両方の小鼻がしっかり動いて、深くブレスをしてそれときちんとポジションに入れておられることが見てわかります。
佐藤さんはやはりコロナ期に宗次でシューベルトメインのリサイタルを拝聴しました。
これぞシューベルトという演奏ですね。
デユオも宗次でなさるのですが、まだ聞けていません。
「鱒」のピアノもすばらしかった。
改めて、チェロではなくコントラバスであることを確認。