サントリーでの東京公演、これをもって音楽監督を退任なさるとのこと。
1978年の冬に昔の堀川高校へオケ合わせに行った際に、壁に音響板を貼っただけの古い建物で、小泉さんが京響の練習をされているのを、窓によじ登って見たことをまた思い出してます。
ほんとうに颯爽としておいででした。
という私も19歳だったのですが(笑)。
今日の大河ドラマで、まひろが琵琶湖を渡って都に渡るシーンが。
最初に勤めた高校のあるあたり。
これと昔の小泉さんで今夜は少々おセンチ。
実際にコンサートで小泉さんを聞いたのは2017年暮れ、金山での名フィルの第九。
手術のあと、思いがけなく顔面麻痺になり、まだ完全に治っていない時で、「なんて年やったんかしら」と思ったり、それを乗り越えたことが嬉しかったりしながら、サイレントで熱唱しました。
かちっとした演奏だったと思います。
九響は3度聞いています。
最初はバッティの「道化師」、最新は一昨年暮れの小泉さんの第九。
これは福岡の高校へ出張講習に行くことになって検索して買ったチケット。
もちろんサイレントで熱唱(笑)。
キレッキレではないかもしれないけれど、ちょっと大フィル風の味わいで、好感を持ちました。
今ベト2です。
4月に聞いた佐渡&新日のより好きかもしれない。
濃いというか。
新日が薄いのかもしれませんが。
在京オケと地方オケの差がもう無いのかもしれません。
客演とかの交流も盛んのようですね。
佐渡さんはタングルウッドに行くまでは自己流だったとプレトークでおっしゃって「え!」と。
京都で小泉さんと同じ先生に手ほどきされたのではないのでしょうか。
だとすれば、抑制された端正な指揮と、熱くて情熱的な指揮に道が分かれたということかしらん。
2曲目は「英雄の生涯」。
この秋、ウイーンフィル浜松公演で聞きます。