日曜の朝は「音楽の泉」。
今週は「ローマの祭」。
ローマ3部作はちゃんと聞いたことがありません。
コンサートでも経験無し。
ちょっと勉強気分で奥田さんの解説を聞いています。
さて、バッティと東フィルの演奏が始まります。
2013年5月、バッティ25歳。
うわ、冒頭からもうイケイケのキレッキレ。
初めてバッティを聞いたのはこの直後かも。
ところで引退が迫ってきて、井上道義さんのコンサートの記事についつい目が行きます。
ほとんどショスタコですね。
勤労感謝の日の京響は、40回目の結婚記念日なのでさすがに自粛することは前に書きました。
出雲路橋西の廃校跡の凄まじく古い練習場しかなかった時代からいろんな改革をされた井上さん。
京響はきちんと最後の舞台を作られるのですね。
大フィルとオケアン金沢にそういう機会が無いのは、あまり円満ではない形でお辞めになったからでしょうか。
「それはさておき」というふうにはならないのでしょうか。
井上さんが日フィルで日本デビューをなさった時、大津労音から勧誘電話がかかりましたが、都合がつかなかったのか行かなかった記憶が@まだ10代の終わり。
その10年ばかりのち、幼児を2人抱えて音楽どころではなかった時に、教育テレビの「第九を歌おう」を毎週熱心に見て小声で歌っていました。
なのでうちの子供は「ダイネツァバービンデンヴィーダー」と言っていたのです(笑)。
ナマで初めて拝聴したのは30年前の新日津公演、「オケ、よく鳴ってたでしょ。こうでないと楽員がつまんない」と。
その後大フィルでショスタコを聞いたり、ジュルネで聞いたり。
私は昨年秋にトリフォニーで群響を聞いた時、「これが最後」と思い定めました。
万が一でも引退撤回ってあり得ないでしょうね。
寂しいけど潔い。