9時から見ました。

 

途中で、「こんなお姿をみんなで見ていいのかな」と思い始めたのですが、もう止めることが出来ず最後まで見てしまいました。

 

亡くなる直前にピアノを弾かれた様子、どアップで写しているカメラマンが映っていましたが平気なのかしらと思ったり。

曲は「トルコ行進曲」付きの1楽章。

 

小澤さんの時も同じことを思いました。

涙が止まりません。

 

コンサートに行ったこともないし、熱烈なファンではなかったけど、機械みたいに弾くのがよい訳ではないという姿勢は好きでした。

CDも3枚持っています。

映画も見ました。

 

子供の頃、ただもうキチンと弾くことを強いられたからだと思います。

大学のコーラスでそんなことしなくていいと知った時の喜びは忘れられません。

だからこそソルフェージュみたいに歌うのはあかんと思うのです。

自分のピッチを頑固に守るのと同じく私自身がかつて全否定されました(笑)。

 

傾向と対策を駆使してコンクールで勝つことを目指すような人たちにはフジコさんはどう見えるのでしょうか。

 

このままでは寝付けそうにもなく、籠釣瓶を見ているのですが集中できません。

 

そうそう、この番組のナレーションが嫌でした。

精一杯抑えておられたようですがそれでも粘っこい。

どうしてこんな人選を。

いつまでもコンマスをしている人を連想しました。

かく言う私もいつまでも教壇にしがみついている訳には行かないですね。