かつて、チョークは「羽衣チョーク」が市場を独占、ソフトかハードを選んで使っていました。

私はソフトのむにゅっとした感触が好きではなく、ハードでカンカン言わせて字を書いていたものです。

 

それが10年ばかり前に廃業。

放浪の果て、日本白墨(はくぼく、とは懐かしい!)という会社の天神チョークがいちばん似ていることを掴み、Amazonでまとめ買い。

校舎にあるものを使わず、自前を持ち込むことに。

 

ところが最近腕の力が落ちたのか濃く書けない(笑)。

節を曲げて、校舎にあるソフト系を使うようになりました。

「むにゅ」感は致し方ない。

 

さらにシャープペンシルで本文に品詞分解の記号を書き込んだプリントをコピーすると薄くなってしまうように。

筆圧も落ちた模様。

 

20年ばかり前の小学生のあまりのHBを使ってみると意外に快適。

削り機などありませんので、ピアノの楽譜用の赤青鉛筆を削る、100均のもので削っています。

 

テキストへの書き込みも、体重グラフの記入も今や鉛筆。

コーラスの際も鉛筆にしようと。

 

これも老化への適応でしょうね。

 

変わることはよくない、みたいな「信仰」はそろそろ捨てねば。

 

いつからシャープペンシル派になったのかは思い出せません。

高校時代は鉛筆、大学入試も鉛筆で受けた気がするのですが。

ちなみに共通テストのマークシートは鉛筆でという指定があり、高校生が戸惑います。

チョークも、高校に勤めていた頃に比べるとずいぶん改良されて、手も荒れませんし、消しても粉が散りません。