昨晩放送。
録画してあるのですが、昨晩ソヒエフの解説とこの曲だけ見ました。
この曲を知ったのは30数年前、NHKFMで小澤&ボストン交響楽団公演の中継を聞いた時。
宇治の官舎で暮らしていて、幼児が2人、数年コンサートには行っていない時期でした。
「なんて不思議な曲だろう」と衝撃を。
以後、オケ盤だけではなく、小山さん以下名手のピアノ版のCDを愛聴。
でも映像で見たことはありませんでした。
ソヒエフさんが「これは19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパの社会情勢を表わしています」と。
ずいふんひどいことも起こって、最後は崩壊、だから4拍子で終わる。
いろいろ納得。
ウクライナ紛争の際のご自身の身の振り方にも通じるお話でした。
そして演奏。
ファゴットがいっぱい、ハープも2台…、初めて知ることがいっぱい。
ソヒエフさんは時には拍子を取らず、様々なポーズで音楽を表現。
これも面白かった。
パーヴォの後任はルイージさんよりソヒエフさんと私は思っていました。
サヴァリッシュのお弟子のルイージさんは正統派でN響にピッタリ。
でもかつてデユトワさんがされたように、いろんな色彩をこのオケに与えてほしいとも思う次第。
次はこの方を熱望。