コンセルトヘボウのチケットを買う際、悪辣な中京テレビではどうしても買う気になれず、京都コンサートホールで、バンベルク交響楽団、18世紀オーケストラと3枚綴りの年券を買いました。

 

古楽器には興味がありませんし、現代に敢えて古楽器で演奏する意味もイマイチ理解できないので、もう捨てようかと思ったりしたのですが、2回ご一緒した隣席の老婦人に「また来てくださいや」と言っていただいたこともあり、アヴデーエワは以前名古屋でリサイタルを聞いてとても素敵だった記憶もあって、出かけることにしました。

 

台北の中山北路のCDショップの前に、雨に打たれてボロボロになったアヴデーエワリサイタル@国家音楽庁のポスターが残されていたことも覚えています。

名古屋ではサインもしていただきました。

いわゆるロシア美人ですね。

ステージはドレスではなくパンツルックでした。

 

行きは久しぶりに亀山柘植草津ルートにします。

東海道に沿ったルートで最短距離、そして京都まで1980円!

名古屋回りより1時間近く時間はかかるものの、人混みに混じるよりラク。

柘植で20分待つ間に、がらがらの車両でおにぎりを食べるのが常。

 

亀山~柘植にはかつてSL撮影の名所だった加太越えがあります。

私が高校生の頃は柘植~草津は電化していなくて、1時間1本程度の超ローカル線。

このあたりから通ってくる人はみんな優等生でした。

 

帰途は柘植での連絡が悪過ぎるので名古屋まで新幹線、またしてもSwork。
すっかり病みつきです(笑)。

 

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フォルテピアノで奏でるショパンの「真実」

 

 

1981年にフランス・ブリュッヘンらによって結成された世界有数の古楽オーケストラです。バッハからモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、そしてメンデルスゾーンやショパンまで幅広いレパートリーを誇ります。ブリュッヘンが亡き後も、彼の精神は受け継がれ、客演ソリストや客演指揮者を迎えて数々のプロジェクトを行っています。

 

29年ぶりとなる京都公演では、18世紀オーケストラともたびたび共演し、レコーディングも行っている2010年ショパン・コンクールの覇者ユリアンナ・アヴデーエワと、2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで優勝したトマシュ・リッテルがソリストを務めます。

 

ショパンのスペシャリスト2人によるピアノ協奏曲を、18世紀オーケストラが繰り広げる「オリジナル楽器の響き」と共にお楽しみください!

 

 

[ピアノ]
ユリアンナ・アヴデーエワ(第16回ショパン国際コンクール優勝)
トマシュ・リッテル(第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝)

 

[曲目]

モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21(リッテル)

藤倉大:Bridging Realms for fortepiano(第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール委嘱作品/日本初演)(アヴデーエワ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11(アヴデーエワ)