夕食の準備がだいたい出来てテレビをつけたら「英雄ポロネーズ」の後半。

あとでNHK+でその前から見直しました。

 

まずは年末のしらかわホールでのリサイタルの様子。

相も変わらず若い女の子たちがスタンディングオベーション。

 

そして飛び級を勧めてくださったという刈谷在住の恩師の許へ。

 

その後高山アナのインタビューがあって「英雄」。

 

こないだも書きましたけれど、お顔がだいぶん変わってきた印象です。

成長されたということなのでしょうか。

 

それはともかく演奏が始まって、「あれれ?反田さんに似てきた??」と。

フレーズの収め方や、敢えて拵えたであろうdimやspの掛け方がそっくり。

ショパコン対策に「注力」されているそうで、「傾向と対策」の観点から先達の演奏を取り入れておられるのかも。

パラパラ感が増えて、1音ずつの重みが減りました。

以前より勢いがなく、硬い印象も。

 

 

この曲は先月名フィルのコンサートで清水さんのアンコールを聞いたばかり。

ベト4で抑制された演奏をなさった鬱憤を晴らすような爆演でした。

その余韻のせいか、この放送の英雄は音も表現も痩せて聞こえてつまらなかった。

 

以前は距離を感じていたショパンの良さがわかってきた旨の字幕が出ました。

だって来年はショパコンですもんね。

 

コンクールの功罪を思わずにはいられません。