毎日、晩ご飯の支度をしながらNHKR1の「Nらじ」を聞いています。

 

今夜の特集は防衛政策の大変換について。

防衛省OBの方のお話でした。

 

アメリカから買うのは巡航ミサイルでジェットエンジンだから飛んでくるであろうミサイルには追い付けない、そもそもそのミサイルがどこに飛ぼうとしているかは着弾するまでわからない、という話にはびっくりしたりナットクしたり。

 

「あんな国とは戦争しないでおこう」と思われるほどの軍備を持つのは絵空事、戦争では頭は下げられない、お互い頭を下げて話し合えるのは外交だけ、台湾紛争に下手に関わると米中戦争に巻き込まれる、などと、「NHKでこんなこと言ってもいいの?」と思うような話がいっぱい。

 

今もラジオやBSでは骨のある放送がまだたまにあります。

NHKの良心でしょうか。

 

防衛増税の可否の議論の前に、専守防衛を捨てることの是非の話がないのもヘンな話です。

 

外交らしい外交が出来ないのは何故なのでしょうか。

その昔、外交で条約改正を勝ち取ったこともあったのに。

 

コロナになって首相が会見して重大事項を伝達しておしまい、みたいなことが当たり前になり、こんな大事なこともろくに議論されないまま決まろうとしています。

私、国のために犠牲を強いられる「覚悟」はありません。

 

5類にしてマスクを外すのは、首相の地元で開催されるサミットで恥ずかしくないように、なんて話も、「もしかしたらそうかな」と思えたり。