月曜の朝、2時間放送。
昨晩から「聞き逃しサービス」で聞いています。
なるほどこういう人なのね、と膝を打つことばかり。
演奏は「野武士だ」と思うけれど、お人柄もそんなふう。
「音大を出ておられないですね」と言われても、「はい。でも、子供の頃から弾くこと以外の勉強もしてきましたし、ロシアの文学も早くから読んだりしていました」ときっぱり、自然におっしゃる。
モノにはなりませんでしたが、小中と桐朋のメソードで聴音など学んだ私にはすごくわかる。
18から勉強した人より出来る場合も(笑)。
ご結婚のことやお子さんのことも率直にお話をなさいました。
ショパンが苦手だとも。
音色を作るところから向いてないって。
ほんとにまっすぐな方ですね。
17年前にテレビのトークでご一緒されたとかで、その際「50歳ぐらいがピークで、以後もそれを維持したい」とおっしゃったというのも「そやねえ」と。
この夏にコンツェルトを拝聴。
機会があればリサイタルを聞きたいです。
ところで、吾妻アナが「長女が」「夫が」とおっしゃるのにはもうびっくりです。
「ご主人」という言い方は男女平等、ジェンダー粉砕の今の世には相応しくないということですか?
私にはめちゃくちゃ失礼に聞こえます。
ご自身で「夫が」とおっしゃる方も増えましたね。
高学歴で意識の高い方に多いと思われますが、何だか「お上公認の繁殖相手」みたいに聞こえて私はキライ。
「旦那が」とおっしゃる方はその時点でアウトです(笑)。
元は仏教の言葉で、施しをする人を意味するってご存知なんでしょうか。
落語「百年目」を是非聞いてもらいたい。
だから、「大旦那」「若旦那」と言いますし、芸者衆のパトロンも「旦那」。
現代の世の中で「旦那が」と言ってしまうと、「私は亭主に施されている存在なんです」というような意味になると思うけどなあ。
話が逸れましたが、吾妻アナ、失礼ながら随所で無礼な物言いがあるように私には感じられました。
ラジオ深夜便のアンカーの皆さんはアナウンサーとして人としてのご経験が豊富でいらして、つねに謙虚でいらっしゃいます。