18日放送。
やっと録画を見ました。
「なんばグランド花月」というところで、タモリが、エンタツ&アチャコからの伝統的漫才以外に何の興味を示さなかったのがまことに印象的です。
「新喜劇」と称するものは存在すら認めていないのでしょう。
思えば、タモリはジャズ出身のボードビリアンで、クレージーキャッツやドリフターズの流れですよね。
そしてインテリだから、「喜劇」とは何か、わかっておられるのでしょう。
人柄は「色恋、生き死に、銭金」の3つの観点でわかるというのは私の持論です。
その他、ささいなことで、「あ、この人、こうなんだ」と思う指標がいくつかあります。
「吉本新喜劇」を面白いと思う大人はダメかも(笑)。
伝統的な漫才は別ですが。
道頓堀の、川側は元の芝居茶屋、反対側は芝居小屋というのはさすがに知っています。
知識としてどころか、角座の寄席中継は幼少時に毎週見ていました。
そのスポンサーが、心斎橋の昆布の老舗、松前屋さん。
中座へは35年ぐらい前まで歌舞伎を見に行っていました。
映画館のような汚い小屋ながら、何とも風情があったものです。
「火屋」が火葬場であることは落語の「らくだ」で知っていました。