教員免許更新制(3) | 生命の教育研究所

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生命を大切にして 人として生きるとは どういうことなのか
このことは 教育によって 伝えることができると 思います

どうも 教員免許更新制が

廃止に なりそうです

 

私は 廃止に賛成です

 

この制度は ほとんど

現役の 先生の 負担増にしか

なっていないと 思います

 

また

教員免許を 取得する 大学生が

減ってきているのに

さらに 有効期間が 10年であれば

教員免許保持者が どんどん

少なくなることは あきらかです

 

とうぜん 学校の先生が 足りなくなります

 

けれども このことについては

教員免許更新制を 廃止したところで

教員免許保持者が 激増するわけでは

ありませんので

別の 施策が 必要になります

 

今は

家庭や工業等 専門学科の先生と

理科の先生が 足りなくなってきています

 

理科の先生が 足りなくなるのは

高校で 文系と理系に

コースを 分けたりするので

理系に進学する 生徒が

医学部や理学部や工学部等に いって

教員免許取得に 必要な単位を

わざわざ とりに いかないからです

 

先生に なるためには

教育心理学等を 勉強しておく必要性が

あるとは 思いますが

そんなことを 言っていては

理科の先生が いなくなるのです

 

理学部や工学部等を 卒業していれば

短期間の 講習を受けることで

教員免許状を 与えるような

システムが 必要だと 考えます

 

いままでも

先生が 足りなくなれば

そのような制度を つくって

先生の数を 増やしてきたのです

 

免許更新制を 廃止するだけではなく

そのような 新制度の構築にも

期待したいと 思います