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8/26 院内集会集会[安全なお米を給食に]SAFTY RICE FOR CHILDREN


[安全なお米を給食に] ~目指せ、子どもたち内部被曝ゼロ緊急院内集会!

日時 8月26日(金) 午後3時~午後6時
衆議院第二議員会館 地下一階 第七会議室(定員60名)


15:00~15:30 事前打合せ
15:30~17:30 省庁交渉
17:30~18:00 まとめの討論(今後の展望含め)

注)18時以降、参議院会館のB107室にて川田龍平議員や参加者との懇談会を行います。      

       

【企画趣旨】

農林水産省は今年8月3日、今年の新米の放射性物質検査を収穫前と後の2段階で行うことを発表しました。それによると、500ベクレル/kg以上の米に対しては廃棄処分し、それ以内のお米であれば流通させるとしています。しかし1日3回毎日食べる日本人の主食であるお米が、牛と同じ基準値で本当に大丈夫なのでしょうか?子どもたちが毎日食べる給食を、安全なものにする為にどのような工夫をされているのか。農林水産省・厚労省、消費者庁、文科省、内閣府の担当者の方々へ率直な質問・疑問について議論する場を、新学期が始まり給食が始まる前に、「いのちを守るお母さん全国ネットワーク」の母親達が議員さん達のお力を借りて作りました。より多くの議員さんにもご出席いただきたいです。一般参加や取材も可能です。(子連れでの参加も歓迎です。)

 大人に比べ放射能への感受性が非常に高い子どもたちには大人よりもさらに厳しい独自の基準値を設定する必要があるのではないでしょうか。汚染されているお米とそうではないお米が混合される可能性もあります。詳細な産地情報や、検出されたベクレル数等の表示など、産地偽装が行われない為の具体策や、法的な縛りなどの罰則を明確にしていただき、子どもたちに安全なお米を食べさせたい。当日、いのちを守るお母さん全国ネットワークが独自に行った福島県の計画的避難区域付近での稲の土壌汚染についての独自検査報告も行う予定です。



【主催】「いのちを守るお母さん全国ネット」

【協力】 子ども達を放射能から守る全国ネットワーク 服部良一衆議院議員  川田龍平参議院議員 
放射能防御プロジェクト 木下黄太
ジャーナリスト堤未果 志葉玲  新潟大学 野中昌法教授

【国会内/問い合わせ先】

服部良一事務所 担当芦澤   TEL:03(3508)7056 内線番号 70505             

【国会外/問い合わせ先・一般・プレス等】

  いのちを守るお母さん全国ネットワーク inochimother@gmail.com
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子供と一緒に絵を描こうワークショップin小田原 片浦中学校

子供と一緒に絵を描こうワークショップin小田原 旧片浦中学校

8月24日の午後1時から4時まで子供たちと一緒に絵を描くイベントをやり、その後福島から避難してきている人たちを交えて交流会をやりたいと考えています。そうそうたる画家の先生方も快諾してくれアーティスト6人による子供向けワークショップです。
皆さん、ご予定いかがでしょうか?
参加に当たって特に制限はございません。参加無料です。汚れても良い服持参。
東海道線根府川駅 旧片浦中学校美術室13時集合!申し込み不要です。現地に直接おいでください。







8/20~8/26の期間に、IWJ主催で「3.11-6.11メモリアル」をテーマに、「インスタレーション in 小田原」を開催しようと企画しております。 

会場は箱根の麓、湯河原にも近い小田原で、
廃校となっている片浦中学校の校舎です。
http://atorie2f.com/katatyudeasobo.htm

私たちは、去る6月11日の「6.11脱原発100万人アクション」の際に、「完全ライブ中継プロジェクト」として全国各地のデモやシンポジウムを、地域の中継市民の手を借りて中継いたしました。
その時に同時生中継した55ヶ所のデモを、今回同時に一カ所で、いっぺんに流して見せよう、という試みを考えています。
また、会場となる廃校の校舎全体を借りられるので、このインスタレーションをコアにして、脱原発だけでなく、エコや食と健康について考えるなどの様々なイベントやワークショップ、展示など、やれることをやってみようという企画です。

この企画に、参加のご協力をお願いできませんでしょうか。
一定期間1ブース(1教室)を使うイメージで、展示会、ワークショップ、学習会、講演会、なんでもOKですので、
持ち込みでやっていただけたらと思っています。ぜひぜひご検討ください!

なにとぞ、よろしくお願い致します。
会場となる片浦中学校の詳しい写真などは、告知サイトに載っておりますので、あわせてご参照ください。 


IWJ presents3.11-6.11 メモリアル

~国民の声を可視化するプロジェクト第2弾~」

●企画の背景

3.11東日本大震災。そして福島第一原子力発電所の事故。

この未曾有の大災害によって、日本の抱える様々な問題、そして矛盾が露呈されたように思います。

私たち、IWJはこの震災以後、東京電力、原子力安全保安院をはじめ、様々な会見、シンポジウム、有識者の声、そして市井の声を拾い上げ、伝え続けてきました。

その集大成として6.11に全国、そして世界各地で行われた「脱原発デモ」を、Ustreamを使い、全国、そして海外からも中継をつなぎ、多極的に、計55ヶ所の配信をすることに成功しました。これは、それまでの画一的な情報を伝え続けたメディアに対するアンチテーゼでもあり、また脱中心的な試みに成功したと言えるのではないでしょうか。

今後、この日本という国はどうあるべきなのか?それが多くの市民の本当の声なのではないでしょうか。

●企画の目的

1.IWJで中継した「6.11脱原発デモ」の映像を、55台のiPadを使いインスタレーションとして展示。全国各地で声を上げた市民たちの様子を、統合的かつ多角的に見せる。

2.現在も福島で暮らしている子どもたち、母親たちを招いて、また様々な団体と協力のうえ、ワークショップや、教室を開講し、放射能に関する知識や、食の安全、市民メディアとしての中継の技術などを伝える。

3.各分野の著名人にお越しいただき、IWJ代表岩上安身とのトークセッション、講演、を行い、今後の日本の在り方を考えるための一助としてもらう。

以上3点を機軸とし、市民、そして日本を担う子どもたちに、現在の日本を知り、今後の日本の在り方を考えるきっかけや、それについて語り合う場を提供することを目的とします。

●企画概要

・<インスタレーション>「6.11脱原発デモ」55の真実

・<映像展示>ドキュメンタリー「震災以後~6.11脱原発デモへ」

・<ワークショップ>中継市民Ustream講座

放射能測定講座

~食の安全から考える~料理講座

リポーター話し方講座

ソーシャルストリームtwitter講座

・<トークショー>岩上安身インタビューLive

各著名人講演・講座(現在交渉中)

※飯田哲也氏、岩井俊二氏の協力は確約していただいています。

●スケジュール

8/20() 10:0017:00 ※オープニングトークショー

8/21() 11:0017:00 ※ワークショップ・講演など随時

8/22() 10:0017:00 ↓

8/23() 11:0017:00 ↓

8/24() 11:0017:00

8/25() 11:0017:00

8/26() 11:0017:00 ※クロージング

●実施体制

期間中は各教室にスタッフが常駐。

イベントの告知はIWJ、協力団体のHP、フォロワー数10万人を越える岩上安身のtwitter等にて行います。

イベント経費はトークショー、およびワークショップにてまかないます。

要予約、当日参加も可。

Webhttp://event.iwj-beta.com/odawara/

最後に、基本的には福島で外出も制限されてしまう子どもたちにとって、また現状の日本の在り方について疑問を持つ大人たちにも、日本の未来について考えるための文化祭のようなものになればいいと思います。

【経過報告】西宮市長より『食品について「食の安全」確保の為の要望』への回答書をいただきました

先日、いのちを守るお母さん全国ネットワーク関西支部で申し入れを行った
『食品(特にセシウム入り藁を食べた福島県産の牛肉)について「食の安全」確保の為の要望』へ対して、
平成23年8月8日付けで、西宮市長より回答書をいただきました。

以下抜粋です。


-------------<要望書に対する回答書について 抜粋>-------------


1.流通を許可した業者を公開し、放射性物質に汚染された牛肉が流通したことの調査と原因究明

(回答)
牛等のと畜場の使用等については、と畜場法第11序るで「設置者又は管理者は、政党な理由がなければ、獣畜のとさつ又は解体のためにと畜場を使用することを拒んではならない。」と規定されており、と畜された牛等は検査を経て流通することになります。
業者名の公表については、違法に出荷・流通したものではないため、自主的に公表すること以外は公表しておりません。
また、放射性物質に汚染されたおそれのある牛肉の流通経路については、流通先の各自治体が調査を行い、全流通過程の把握に努めております。


2. 今まで流通した牛肉の流通ルートを細かく公開する。

(回答)
西宮市食肉センターでと畜された牛にについては、流通状況及び放射性物質検査の可否について、本市で調査結果を集約し、厚生労働省に順次報告しております。その流通調査と検査結果については厚生労働省ホームページで公開されております。


3. 今後、汚染された肉を流通させる場合には、放射性物質に対して感受性が強い乳児・こども・妊婦などが避けられるように基準値以内でも表示を義務付ける。

(回答)
表示については、食品表示を所管するのは消費者庁となりますが、今後は、各自治体が出荷前の全頭調査や、抽出検査を行うなど、汚染された肉が流通しない対策がとられようとしています。



4. 今後、基準値以上の食品が西宮市内に流通しないように、独自に食品内放射性物質を検出する機械を購入し,検査する。

(回答)
今後、食品の放射能汚染の問題は長期化することが懸念され、短時間で測定可能なサーベイメータを購入し、検査を行い、暫定規制値を超える食品が流通しないよう対応していく予定です。


5. 給食や保育園の食事など子どもたちが食べるものに関しては、地産池消をモットーになるべく西日本を中心とした野菜や肉、瀬戸内海の魚など、安全な産地のものを使う。

(回答)
西宮市は小学校40校、中学校20校、特別支援学校1校の合計61校で給食を実施しています。今年度(平成23年度)1学期に使用した学校給食の食材ですが、牛肉はすべて北海道で生産し道内でと畜されたものを使用しています。
また、「煮込みハンバーグ」などの調理加工済食品類には牛肉そのものを使用していません。野菜は、ほとんどが九州・四国・中国地方のものですが、一部、長野、静岡等の食材も使用しています。牛乳については北海道・九州・近畿地方で搾乳され、森永乳業西宮工場で製造されたものを使用しています。
西宮市の学校給食において、出荷制限などに該当する食材は使用しておりません。今後とも国が行う出荷制限などを注視し、学校給食の実施に努めてまいります。
保育所給食の食材は、市場において流通している一般的な食材の中から、適正な品質・価格であるものを使用しております。今後も引き続き、地産地消に留意し安全・安心な給食運営について努めてまいります。


6. 消費者の買い控えを防ぐ為に、第一次産業を守る為に産地の表示を「国産」だけではなく、もっと細かい「福島県~市産」「兵庫県西宮市産」など細かい県・市までの産地の義務づけを行う。

(回答)
原材料原産地表示は農林水産省のJAS法により義務つけされており、現在、20の加工食品群と4つの品目が規定されています。そのため、本市のみで義務付けを課すことは困難ですが、今後、農林水産省の動向を鑑み、市民の食の安全を守るために対応していきます。

7. 汚染されたものを東電や国が買い取ることを、西宮市から国や電力会社へ要求し、市への流通を阻止し、市民の食の安全を守る。

(回答)
農林水産省より「牛肉・稲わらから暫定規制値等を超えるセシウムが検出されている件に対する緊急の対応策」が示され、汚染稲わらを食べた牛の肉のうち既に流通している牛肉について、放射性物質の検査の結果、暫定規制値を超えた牛肉については、食肉流通団体が買い上げて処分することとなりました。 

-------------<以上抜粋>-------------


西宮市では、食の安心・安全への一層の取り組みへ向けて、
食品の放射能汚染測定が可能なサーベイメータを購入し、対応していくことになったようです。

申し入れの際に、集まっていただいたお母さん、お父さん、西宮冷蔵水谷社長、当日取材してくださったマスコミの皆様の
ご協力や、西宮市の上記のような対応に感謝すると共に、
これからもこどもの食環境を少しでも守っていけるように、
できることから少しずつ、私達も取り組んでいきたいと思います。

ありがとうございました。


▼ 河野昌弘西宮市長よりいただいた「要望書に対する回答書」の全文

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