先日、金曜ロードショーで劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」が放送された。

 
 
「名探偵コナン」の劇場版はテレビで何度も繰り返し再放送されるが、今回の21作目はテレビ初登場である。
 
 
今回はちはやふるでお馴染みの「競技かるた」を題材にした内容であるが、観ていてある事に気付いた。
 
 
「声」である。
 
 
全く予備知識なく観ていたので、途中で声の異質さに気付いた。
 
「誰だ、この下手くそは?」と。
 
完全に声が浮いている。一人だけキャラから声が分離しているのである。
 
そして、暫く聞いて分かった。
 
今人気の、そしてあの頃人気急上昇中だった女優の「吉岡里帆」さんの声である。腕を怪我する「かるた部」の女性部長役を演じていた。
 
 
そして吉岡里帆さんに気付いたお陰で、もう一人居る事に気付いた。お笑いの宮川大輔さんが第一容疑者の声を担当していた。
 
宮川大輔さんの場合、正直台詞回しに全く違和感はなく、吉岡里帆さんの声に気付いていなければそのままスルーしていたかもしれない。ただ、宮川大輔さんの場合は声がかなり特徴的なので、吉岡里帆さんで敏感になっていた耳が「あっ、ここにも混ざってるのかな?」という形で発見することが出来た。
 
 
二人とも前半部分の登場だけであったが、吉岡里帆さんに至ってはかなりの量の台詞があり、一人だけ浮いてると感じた視聴者はかなりいるんじゃないだろうか。
 
 
 
この手の旬の俳優や人気女優、あるいは勢いのあるお笑い芸人がアニメの声優として登場する事はよくある。
 
理由は簡単。番組宣伝のためである。人気者を登場させることで多くのメディアが取り上げてくれ、その広告費は馬鹿にならない。
 
 
だが、この手の「声優」としてはド素人のタレントを起用して一体誰得なんだろうかと思ってしまう。
 
 
折角のアニメの世界観が素人が入り込むことでぶち壊しである。まぁ、先程の広告費が大きい事が全てであろうが、正直視聴者からすればいい迷惑である。
 
声の正体が有名人であればあるほど、気付いた時に一瞬その人のいる世界に引き戻されてしまうのである。今回であれば当然吉岡里帆さんと宮川大輔さんの顔が浮かんでしまう。
 
 
芸能人の「声優」挑戦はアニメだけじゃなく、実写版の吹き替えなどでも毎回起こるが、ここにも観客と制作側との意識のズレがあるような気がする。一体、誰が素人に声を担当して貰って嬉しいと感じるんだろうかと。
 
 
それにしてもプロの声優さんは凄いなと改めて感じた。声が独り歩きしない事って難しいんだなと吉岡里帆さんの声の演技を聞いていて痛感した。
 
 
 
【訂正】
昨日、大砂嵐さんの記事の中で把瑠都さんの事に触れたが、何と把瑠都さん、5月5日に日本を離れるとの事。
 
このブログを書いていた4月30日には既に判明していた。と言うのも29日の「明石家さんまの転職DE天職」という特番の中で発表していたらしいからである。
 
母国のエストニアで大統領を目指すとの事。
 
 
ブログを書いているとたまにこういう事が起きる。既に事態は動いているのに気付かずにブログに書き込んでいる。今回も「転職DE天職」は見ていなかったので、まさか日本を離れるとは思ってもみなかった。何とも間抜けな話である。恥ずかしながら訂正させていただきます。