先日の記事で気になったこと。

12/22(金) 22:02配信

ELLE ONLINE

ローレン・ワッサー(Lauren Wasser) PHOTO:Getty Images

 

2012年、使用していたタンポンが原因でトキシック・ショック症候群を起こしたローレン・ワッサー。トキシック・ショック症候群とは細菌感染による敗血症。約20%の人が保持していると言われる黄色ブドウ球菌の毒素によって引き起こされるものである。

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タンポンだけがこの症候群の原因とは言い切れないけれど、タンポンの合成繊維は黄色ブドウ球菌の繁殖しやすい環境を作るため、原因の1つであることは疑いないと報じられている。ローレンはこの症候群にかかり、右脚の一部を切断した。

courtesy of Layren Wasser via Instagram

 

今週、新聞「ワシントンポスト」のインタビューに答えたローレン。「今でも毎日耐えられないくらいの痛みを感じる」と告白。また今後数ヶ月の間に、左脚も切断しなくてはならないということ、今は痛みを抑えるために週に1度治療を受けていることも明らかにした。

現在、ローレンは生理用品に関する法制度の整備のために活動中。合成繊維のタンポンを始めとする生理用品のメーカーに情報を透明化するように求めている。また女性たちには使用にはリスクも伴うことも知ってほしいと呼びかけも。右脚に続き、左脚も切断するというショッキングな決断をした今も「これは私の人生の目的。変わることはない」と語る。

インスタグラムでは自らの脚の写真を載せ、女性たちに注意を呼びかけているローレン。国によって生理用品に関する規制は違うものの、安全であるかどうかは同じ女性として無関心ではいられない問題。ローレンの主張や呼びかけに改めて耳を傾けたい。
(text : Yoko Nagasaka)

 

 

 

産婦人科病棟に勤務していたころ、まだ布オムツを使っていました、もう随分前になりますが。

それが、あっという間に紙オムツへと移行していきました。

業務的にはありがたいと思うと同時にこの傾向は止められないものであると感じていました。

 

私も子育てしていたころ、紙オムツを併用していた時期もありました。

有るとき、水道代と紙オムツの使用の1ケ月の料金を調べたことがあり

その頃はほぼ同じでした。

ほぼ布オムツを使い、オムツを外すときも何枚もパンツを作り使いました。

 

こんな風に便利であることを考え

どんどん大切なものも失っていくことも同時に考えていました。

 

 

生まれたときから使われる紙オムツはなんの抵抗もなくそれが当たり前になっていく。

また同様に

女性の整理用品のナプキンも漏れない、ムレないことが主となり

CMが流されています。

 

でも

同時に

女性の機能がマヒしていくように思えてならないのです。

 

三砂ちづるさんの本で

女性は経血をトイレで排出していたとい時代があるという内容を読み

更に決定的に女性の持つ力が失われていくのだと思いました。

 

それは自分自身に対する尊厳さえも失われていくように思えました

自分をコントロールするタイミングが不明瞭になっていく

経血を排出するON・OFFがなく、ただ流れ出るに任せることは

受け身になっていく

1ケ月の周期も感じられなくなっていく

自身の身体の中で起きる自然の波なども感じられなくなっていくことは過言ではないのです。

 

便利・簡便なものは本来の機能をマヒさせていくのです。

 

 

 

高校で経血コントロールの話しをすると

皆驚く

そして、何人かはコントロールできるように挑戦したいと感想文として上がってきます。

 

知識・情報も必要です

でも

自分の感覚はもっと必要

自分自身が感じる感覚、それは目に見えないけれど

自分を守ることも進ませることにも

大切なのです。

 

両方があり

自分で決定していくことが自分を生かすことにつながるのだと思います。

 

 

自身の可能性を生かすチャンスがそこにあるから。

 

そんな事を思い出させてくれた記事でした。

メリークリスマス💗