何か調べ物をしていると、必ずと言っていいほど専門用語が出てきます。

専門用語の定義も難しいですが、なんだろう、日常生活では知ることがない単語、でしょうか。

IT用語だとSQLとか、パソコン用語ならRAMとか。

 

 

私は最近DTM(音楽作成とか編集とかをすること)のことでめちゃくちゃ調べものしてたんですが、出てくる言葉がことごとく専門用語なので、一つの事柄を理解するために2~3の事柄を理解する必要があって、その2~3の事柄を理解するために更に2~3の事柄を……みたいに無限に広がっていくので、どっかで切り上げないと終わらない、と思いました。

でもこの、情報を集めて知識をつけていくこと、要するに「調べる」という行為が苦じゃなかったんですよね。

知りたい、扱えるようになりたい、どうなってるのか理解したい、どうすればできるのかわかりたい、そういう気持ちがあると調べ物は苦じゃないんだーと知りました。

先々月くらいにも調べものしないとできないことをしたんですが、これはもう苦で仕方なくて……必要なのにやりたくなさがすさまじくて、でも締め切りのあるものだからやらなきゃいけなくて、ストレスがマッハでした。

結局、必要かどうかよりも「好きかどうか」の方が原動力になるんだなと思いました。

好きじゃないことはやりたくないし知りたくもないのは、まぁある意味正常ですよね。

 

音楽関係のことは昔は調べるの嫌だったんですが、今は「何をどうすればこんな音が作れるんだ?」というのが気になって調べるのが苦じゃなくなりました。

気になったのは、実際触ってみて実感できたからだと思います。

手ごたえ、とでも言いましょうか、自分の行為で何かが変化する、というフィードバックがあったことで、急に楽しくなりました。

 

あとなんというか、頂点目指してないんですよね。

頂点目指してると、現状の底辺さに少し技術や知識を+しても結局底辺近辺なので、成果物や結果に満足できず、楽しくない。

今は目標や理想が特になく、自分をここまで到達させなければいけない!という強い思いが無いので、好き勝手やってみようという、砂場遊びみたいな段階だから楽しいのかな~と思いました。

上を見るのはいい事ばかりではありませんね。

足元に楽しめるものがあるなら、足元を楽しみ尽くしてから目線を上げればいいんですもんね。

 

上手くできなくても楽しい、というのを本当に久しぶりに感じました。

いつかは自分で音楽を作ってみようと思っています。