覚悟はしてたけど | 『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

 体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。

覚悟はしてたけど

実はここ2週間
終末期の義母の危篤の連絡が
入院先の病院から何回もありました

その度に病院に駆けつけ
何とか持ち直し、ほっとするの
繰り返しでしたが

昨日の午後の連絡で
病室へ行くと

酸素マスクをつけたお母さんの
呼吸が明らかに今までとは違い

お医者さんからも
いつ何がおきても・・・

覚悟をしていましたが
お母さんとのお別れは近い・・・と思い
次、電話がきたら・・・

夜の11:00過ぎに再び病院から

お母様、心拍はありますが
呼吸が止まりました

すぐ病院に行き
酸素マスクが外された母
意識はなく目は閉じたままでしたが
温かかったんです

生きている証は
機械からの心拍数と心電図

そして心拍数が0に

テレビの見過ぎか
私が知らなかっただけなのですが

心拍数が0になったら
ぴーと音がなる!? と思いきや

看護師さんから
心電図がふれているうちは
お母様、生きているんです

そうなんですか・・・

心電図がふれなくなるまで
家族みんなそれぞれ
お母さんとの思い出を振り返る
時間になりました

ドクターの瞳孔反射
聴診器で心拍停止確認により
5/2  1:05に死亡を言い渡されました

お母さん、ありがとう・・・

痛みや苦しみを感じなかったこと
家族みんなで、コロナ禍でありながらも
最期、一緒にいれたことは
病院の皆さんに感謝です

私の両親も色々ありながら
現在でいてくれます

自分の親を亡くした妻の気もちは
正直、分かりませんが
少しでもサポートしながら
お母さんを見送れたら
と思っています

母と私たち家族を
励ましてくださった皆さん
本当にありがとうございました

亡くなった母から生きることへの
メッセージ、今
たくさんもらっています

もっと話がしたかったです・・・

今日は生前の母のような天気です
感謝をこめて