忘れては 忘れさせてはいけない ~取手市中学校 1~ | 『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

『命の授業』『5つの誓い』腰塚勇人

 体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。

忘れては 忘れさせてはいけない ~取手市中学校 1~



昨日は茨城県取手市の永山中学校様・戸頭中学校様の

1年生に午前午後と命の授業でした


数年前に市内の中学生が亡くなったことより

子どもたちの命を守る取り組みとして

教育委員会さんからご依頼を受け市内6校を

3日間かけ伺い、命の授業をさせていただいて

今回で3年目で昨年、今年は

この4月に入学した中学1年生を対象に


一番印象に残ったのが先生方の意識

二度と生徒の命をなくさせない・・・

決して忘れてはいけない、風化させてはいけない・・・


その思いが両校の先生方から強く感じられた時間であり

命の授業をなぜするのか?

生徒さんたちがしっかり受け止め

講演にのぞんでくれていました


悲しいけど同じ事案が起きてしまった市町村の学校に

伺うことが多くなりましたが、その中でも学校

命に対する温度差は本当に大きいです


早く忘れたい、できることなら関わりたくない

自分の学校のことではないから

教育委員会がやれというから、予算は委員会だ出すから

という学校もあれば


生徒さんが亡くなった日を、市町村の命の日と定め

その前後で真剣に生徒さんたち、先生方が真剣に

命と向き合い普段の学校生活に活かす


上が本気なら下も本気

上が濁れば下も濁る

まさしく校長先生はじめ先生方の意識の質が

子どもたちに取り組みの質として伝わります


昨日も真剣に命と向き合ってくれる両校の先生方と

再会でき、ある意味ホッとしましたし

生徒さんたちの一所懸命に話を聞いてくれた姿が

嬉しかったです


今日は藤代南中学様と藤代中学様に伺います

素敵な出会いと再会に今からワクワクですし

教育委員会の皆さんにも感謝でいっぱいです


命が喜ぶ、素敵な一日をみんなで作り出します