石巻・女川での活動
今回の東日本大震災で被害の最も大きかった町のひとつ・石巻市。
市内を車で走っていると、まだ普通にこんな風景が・・・・
石巻市内にある門脇小学校↑。津波と火災で真黒に焦げています。
その隣の西光寺のお墓も、原形を留めていません。西光寺にお邪魔すると、本堂にて、ひっそりとご葬儀が行われていました。合掌
今回の訪問は、大切な方を亡くされ、しかも故人を弔う手段を持たない方々に、線香などの仏具を無料で提供し、お話を聞かせていただくとともに、必要に応じて読経などのご供養を、仲間の僧侶たちと共にしてくるというもの。
石巻・女川の仮設住宅を一軒一軒訪問させていただき、信頼関係を結びながら、出来ることをコツコツやっています。
中には「お久しぶり!」と、向こうから声をかけてくださる方も。
女川にある仮設住宅に入所されているAさん↑と再会を喜び合う。
既に仮設住宅内に入れていただき、一時間以上も、お話を聞かせていただいたこともあり、今回も何度も握手を求められました。
原発の話なども、じっくりと聞かせていただきました。
おひとりおひとりの生の声を、私なりに言語化し、行政などに訴えていくと同時に、政策提言などにも繋げていけたらと思っています。
そして、夕方には、被害の大きかった女川の海岸に赴きました。
ここは、たくさんの家が流され、数十名の方が亡くなった場所です。
地元の曹洞宗寺院の方々のご協力で、祭壇を組み、仲間たちと読経させていただき、亡くなられた方々を偲び、祈りを捧げました。
地元の曹洞宗のご寺院のご家族と共に、記念写真。
生きとし生ける者が、幸せでありますように・・・合掌