先日鑑賞したEテレの「こころの時代」で出てきた

画家の野見山曉治(のみやまぎょうじ)さんの言葉

 

記憶しておきたいことメモ

 

 

この世は舞台 人には役割がある

 

 

 

役と同じく 人の望みも人それぞれ

幸も不幸も作り物

 

 

 

 

野見山さんが若いころ年上の友人が話していた

寂しさのこと 人間のこと 年を重ねて辛いこと

「せっかく生まれてきたんだから みんな知ってから死にたい」

 

 

 

 

野見山さんは100歳を超える長寿

長生きしている人だけが思い至ることではないけれど

「どんどん辛くなくなってきた」

「楽天的になってきた」

「みんな芝居の脚本通り」

 

 

 

 

あの世には栄光やお金も 何も持っていけない

(持っていけるのは経験だけ)

 

 

 

何ひとつ自分の物はない

 

 

 

 

この世は舞台 脚本通り

 

この世界を味わい尽くして

 

あの世に持っていくのは 物ではなく経験だけ

 

 

 

仏陀やシェイクスピアの言葉としても伝わるように

人生は舞台で 何ひとつ自分の物はない

もっと言えば自分という実体もない

 

親の顔より見かけるこれらの格言たち

 

何度も何度も何度も!もういいぜ!ってくらい聞いたことがあるし

これでもかというほど 誰の前にも登場するこの言葉

 

「はいはい またそれね 知ってます」 

という気分のときもあれば

「あ~そうだよね、これだよね」 

という気分のときもある

 

今はただただ有難くいただく気分

 

 

長寿の人や芸術家だけが思い出すことではなく

ほんとうは誰にでも最初から備わっている智慧

 

 

忘れそうになったり

完全に忘れてたりすると

不意にやってくる

コトバというメッセンジャーに感謝