なつかしいクリスマスの思い出
小学校低学年のころ
幼なじみの女の子が
自分の家には
毎年サンタクロースがやってくると
真剣に話してくれていたことを思い出す
クリスマスの夜に
玄関前が明るく光り
鈴の音が聞こえ
サンタさんがプレゼントを持って
毎年来てくれるの
そうやって
ほんとうにほんとうに嬉しそうに
瞳を輝かせて教えてくれる姿を
私はずっと覚えている
我が家にクリスマスはなかったし
サンタクロースにもご縁がなかったけれど
自我も薄くて
誰かと比較する習慣もなく
うらやむ気持ちも何も感じない
純粋な子どもだったから(?)
幼なじみの女の子の話をそのまま信じ
わ~何か分からないけど
この子をこんなに喜ばせるなんて素敵だな
絵本や噂で見聞きするように
ほんとうにいるんだな~と
何かしら感動しながら聞いていたことを
今になっても思い出す
大人になって
あの時のサンタの話を
確認する機会はないけれど
聞く人にその情景が思い浮かびそうなほど
上手に話してくれていたし
信頼できる幼なじみだったから
その子には
本物のサンタクロースがいたのだと
その子だけが会えて
私には見えないサンタクロースがいたのだと
今でも心の中でずっと信じている
今でも思い出すたびに
子どものころの自分が感動し
今の自分の心が喜ぶ
誰にも真偽を確認する必要がない
大切な大切なクリスマスの思い出
幼なじみのサンタクロースさん
ほんとうにありがとう!
メリークリスマス!(^^)
#クリスマスの思い出は?