約1ヶ月前に観た

Eテレ「日曜美術館」の

「一遍上人絵伝」特集より

 

 

一念往生弥陀國

いちねんおうじょうみだこく

 

念仏を唱えるだけで

極楽往生する

(意訳)

宇宙の流れ(しくみ)を信じるだけで

人生は楽になる

 

 

 

一遍上人は気づきます

あらゆる人々を救うと言っていた

阿弥陀仏の願いはかなっている

すべての存在は

宇宙の流れに沿って存在し

動いている

 

宇宙の法則は

あらゆる存在に及び

含まれないものはない

 

 

 

 

だから

一度「なみあむだぶつ」の念仏を

唱えるだけで

だから

ただ事が起きているだけの

この宇宙のしくみを信じるだけで

 

 

 

 

極楽浄土に行くことができる

人生は楽になる

 

 

 

一遍上人は

念仏を唱えることで

仏と一体化できると悟った

宇宙のしくみを信じることで

自分自身が

その流れ(宇宙)そのものであることに

気づいた

 

 

 

 

熊野権現と遭遇した一遍上人

相手に信じる心がなくても

どんな身分の人にも

宇宙のしくみを

信じる信じないの区別なく

身分の差も関係なく

 

 

 

 

念仏札をくばりなさい

すべての存在は

宇宙の流れに乗っているという

気づきを広めなさい

 

 

 

一遍はこの後

どんな人に対しても

念仏を広めようと

布教に力を入れます

一遍上人は

よい助言者に出会った後

どんな人に対しても

この宇宙のしくみに気づき

思い出してもらう活動に

さらに励みました

 

 

 

 

極楽浄土とは

いつかどこかにあるらしい

天国でもあの世でもない

 

眼の前に広がっている

今ここの世界のこと

 

 

阿弥陀仏の願いは

すでにかなっている

(宇宙のしくみは

すべての存在に及んでいる)

 

 

私たちは

存在するだけで価値があり

救われている